ファッションデザイナーの池田ゆうさん(中央)と、モデルたち。(撮影:東雲吾衣)

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室温を28度に設定した職場で快適にすごすための「クールビズファッション」を、オフィスで働く会社員に紹介するイベントが17日、東京都千代田区の大手町カフェで開かれた。ゲストとして登場したファッションデザイナーの池田ゆうさんが、丸の内周辺で働く現役のビジネスパーソンをモデルに、「かっこいい」クールビズファッションを紹介した。

 同イベントを主催するのは、地球温暖化防止のための国民的プロジェクトである「チームマイナス6%」を推進する「アースデイ丸の内実行委員会」(環境省などが協力)。京都議定書で日本の温室効果ガス削減約束である「マイナス6%」に基づくプロジェクトで、小泉純一郎首相をチームリーダーとしている。21日まで「アースデイ・ウィーク」という地球環境にちなんだイベントを開催している。

 池田さんは、ネクタイを外すと体感温度は2度下がるとノーネクタイを奨励。しかし、昨年の夏のクールビズファッションについては「ネクタイをとると、みなさん自信のない顔になる」と指摘した。その上で、今年のクールビズファッションに欠かせないポイントとして「機能的・服の着方・カラーコーディネーション・ファッション性」の4点を挙げた。また、「後ろから誰か背中を押してあげることが大事」とまわりの人々にも協力を呼びかけた。【了】