東京・青山のスパイラルで15日から始まった「キャラ博DX」では、1950〜70年代のロボットの玩具も展示されている。(撮影:吉川忠行)

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「キャラ博DX」(キャラ博事務局主催)が15日、東京都港区のスパイラルで始まった。28日まで。

 2000年にさまざまなキャラクターをアートとして紹介する「キャラデパ展」として始まった同展は、2年目からはロボットや食玩などの要素を加え、現在の名称になった。5回目となる今回は、絵が飛び出す「ポップアップ絵本」やロボットを中心に、約100種類のキャラクターが出品されている。

 会場は「CHARACTER DEPARTMENT 『トレンド2006』(キャラデパ)」、ポップアップ絵本、ロボットの3コーナーで構成されている。第1回から行われている「キャラデパ」コーナーは、アニメやCMなどの旬なキャラクターを紹介するコーナーで、前回まではキャラクターをアクリルケースの中に入れて展示していたが、今年はパソコンで紹介。ポップアップ絵本コーナーには、ポップアップ絵本風のオブジェが8つ飾られ、中でも「不思議の国のアリス」は、高さが1メートルも。ロボットコーナーでは、貴重な1950〜70年代のロボットの玩具や、新鋭クリエーターがロボットをモチーフに生み出したキャラクターなどが展示されており、一部は販売も行われる。

 同展を企画・運営するエイチ・ツー・オー カンパニーの村井洋樹さんは「例年訪れる人は20代後半が多いが、スパイラル内のカフェやお店に来た人も立ち寄ってくれるので、幅広い年齢層の人に楽しんでもらえれば」と、多様なキャラクターが訪れた人の琴線に触れることへの期待を語った。

 開催時間は午前11時から午後8時(最終日は午後6時)まで。入場無料。【了】

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