電気代も払えない?給料未払い問題のパルマが主催試合中止の危機か

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 給料未払い問題に揺れるパルマが、22日にホームで行われるセリエA第24節ウディネーゼ戦開催中止の危機に直面していることが判明した。イタリア・メディア『Sportitalia』が報じている。

 現在パルマは、選手への給料未払いの状態が続いている。支払い期限となっていた17日に問題が解決することはなかったが、選手側は予定していた法的な支払い催促の延期を決定。給与の送金手続きを急ぐ新経営陣は、一定の猶予を与えられることとなった。

 しかし、同メディアの『Calcio&Mercato』に出演した、地元パルマ紙『ガッゼッタ・ディ・パルマ』のジュリアーノ・マロッシ編集長は、パルマがウディネーゼ戦で警備員に支払う資金がないことを指摘。

 さらには、電気代の滞納により、電力会社の『Enel』からスタジアムの照明など電気を切られる可能性もあることが伝えられており、選手への報酬だけでなく、試合を運営する資金すらない危機的状況に陥っていることが明らかになった。

 果たしてパルマの新会長ジャンピエトロ・マネンティ氏がどのような対応をするのか、注目されている。