うっかりパスワードを忘れた時に役立つChromeブラウザーからパスワードを調べる便利ワザ
今やPCだけでなく、スマホやタブレットといった複数のガジェットを使い、FacebookやTwitterといったSNS、amazon.co.jpや楽天といったネットショッピングをするのも当たり前になってきた。
複数のガジェット、複数のネットサービスを使っていると、面倒なのがログインだ。
IDやパスワードをガジェット毎、サービス毎に毎回入力するのは非常に面倒だ。
そこで、多くの人が、PCでは、IE(Internet Explorer)やChromeなどのブラウザーにIDとパスワードを保存させて、入力の手間を省いている。
スマホやタブレットの場合は、ChromeブラザーのID、パスワードをPCと同じにするだけで、SNSやネットサービスのIDとパスワードの入力が不要になる。
何を隠そう、筆者もそんなズボラなユーザーのひとりだ。
■トラブル時の再ログインでIDとパスワードがわからない!
このパスワード管理機能、非常に便利だ。しかし、この機能を使い続けていると、IDやパスワードが何だったのかを、すぐに忘れてしまうのが大きな欠点だ。
そしてIDとパスワードを思い出せなくなったある日、突然、困る事態に直面するのだ。
たとえば
利用しているサービスがリニューアルされたようなケースでは、IDとパスワードの入力ページが変更になる場合がある。
こうなるとブラウザーに覚えさせていたログインページとは違うページでのログイン操作になるため、覚えさせていたIDとパスワードを使うことができない。
とっくの昔にIDとパスワードは忘れてしまった。
これではサービスにログインできない! さあ困った! という状況に陥ったことがある人は案外多いのではないだろうか?
一般的には、パスワードリセット、パスワード変更の依頼をサポート宛に行って新しいパスワードを設定し直さなければならない。
しかし、ちょっと待て。
以前のIDとパスワードは、Chromeブラウザーが覚えているはずなので、Chromeブラウザーでチェックすればわかるはずである。
そう、そこに気がついた人は正解。
では、Chromeブラウザーが覚えたIDとパスワードは、どこでチェックできるのだろうか。
それを紹介しよう。
まずは、パソコンでChromeブラウザーを立ち上げよう。
1.Chromeブラウザーのメニューから「設定」を選び、設定画面を開く。
メニューから設定を選ぶ
ここでのポイントは、2つ
・スマホと連携させているGoogleアカウントを使うこと。
・Chromeブラウザーがログインしていること。
ログインしているかは、設定画面の最上部に表示されているので、チェックできる。
スマホなどで使っているのと同じアカウントであることをチェック
この設定画面ではパスワード管理の項目が表示されていないので、設定画面のいちばん下にある「詳細設定を表示」をクリックする。
「詳細設定を表示」をクリック
2.パスワード管理画面を開く
その中にある「パスワードとフォーム」にある項目の下「パスワードの保存を確認する。」の右側にある「パスワードを管理」をクリックする。
「パスワードの保存を確認する」の右側にある「パスワードを管理」をクリック
3.呼び出したパスワードリストをチェック
リストの構成であるが
左側が、“サービスのURL”
真ん中が、“ID”
右側が、 “パスワード”
となっている。
Chromeブラウザーが覚え込んだIDとパスワードの一覧
標準では、パスワードは非表示になっている(隠されている)ので、知りたいパスワードの「表示」をクリックする。
パスワードを知りたいIDを選択したら「表示」をクリックする。
この時パソコンの起動時にロックをかけている場合は、パソコンの起動時のパスワードの入力を要求されることがある。その場合は、パソコンの起動時のパスワードを入力しよう。
保存しているパスワード表示のためにパソコン起動時のパスワードが必要になることもある
隠されていたパスワードが表示される。
ちょっと面倒に思えるかもしれないが、場所さえ覚えておけば非情に簡単にIDとパスワードをチェックできるので「あのパスワード何だったっけ?」というようなケースで役に立ってくれるだろう。
新たにパスワード設定をやり直すことに比べたら、かなり負担は減るのではないだろうか。
小川夏樹(ITライフハック副編集長)
複数のガジェット、複数のネットサービスを使っていると、面倒なのがログインだ。
IDやパスワードをガジェット毎、サービス毎に毎回入力するのは非常に面倒だ。
そこで、多くの人が、PCでは、IE(Internet Explorer)やChromeなどのブラウザーにIDとパスワードを保存させて、入力の手間を省いている。
スマホやタブレットの場合は、ChromeブラザーのID、パスワードをPCと同じにするだけで、SNSやネットサービスのIDとパスワードの入力が不要になる。
何を隠そう、筆者もそんなズボラなユーザーのひとりだ。
■トラブル時の再ログインでIDとパスワードがわからない!
このパスワード管理機能、非常に便利だ。しかし、この機能を使い続けていると、IDやパスワードが何だったのかを、すぐに忘れてしまうのが大きな欠点だ。
そしてIDとパスワードを思い出せなくなったある日、突然、困る事態に直面するのだ。
たとえば
利用しているサービスがリニューアルされたようなケースでは、IDとパスワードの入力ページが変更になる場合がある。
こうなるとブラウザーに覚えさせていたログインページとは違うページでのログイン操作になるため、覚えさせていたIDとパスワードを使うことができない。
とっくの昔にIDとパスワードは忘れてしまった。
これではサービスにログインできない! さあ困った! という状況に陥ったことがある人は案外多いのではないだろうか?
一般的には、パスワードリセット、パスワード変更の依頼をサポート宛に行って新しいパスワードを設定し直さなければならない。
しかし、ちょっと待て。
以前のIDとパスワードは、Chromeブラウザーが覚えているはずなので、Chromeブラウザーでチェックすればわかるはずである。
そう、そこに気がついた人は正解。
では、Chromeブラウザーが覚えたIDとパスワードは、どこでチェックできるのだろうか。
それを紹介しよう。
まずは、パソコンでChromeブラウザーを立ち上げよう。
1.Chromeブラウザーのメニューから「設定」を選び、設定画面を開く。
メニューから設定を選ぶ
ここでのポイントは、2つ
・スマホと連携させているGoogleアカウントを使うこと。
・Chromeブラウザーがログインしていること。
ログインしているかは、設定画面の最上部に表示されているので、チェックできる。
スマホなどで使っているのと同じアカウントであることをチェック
この設定画面ではパスワード管理の項目が表示されていないので、設定画面のいちばん下にある「詳細設定を表示」をクリックする。
「詳細設定を表示」をクリック
2.パスワード管理画面を開く
その中にある「パスワードとフォーム」にある項目の下「パスワードの保存を確認する。」の右側にある「パスワードを管理」をクリックする。
「パスワードの保存を確認する」の右側にある「パスワードを管理」をクリック
3.呼び出したパスワードリストをチェック
リストの構成であるが
左側が、“サービスのURL”
真ん中が、“ID”
右側が、 “パスワード”
となっている。
Chromeブラウザーが覚え込んだIDとパスワードの一覧
標準では、パスワードは非表示になっている(隠されている)ので、知りたいパスワードの「表示」をクリックする。
パスワードを知りたいIDを選択したら「表示」をクリックする。
この時パソコンの起動時にロックをかけている場合は、パソコンの起動時のパスワードの入力を要求されることがある。その場合は、パソコンの起動時のパスワードを入力しよう。
保存しているパスワード表示のためにパソコン起動時のパスワードが必要になることもある
隠されていたパスワードが表示される。
ちょっと面倒に思えるかもしれないが、場所さえ覚えておけば非情に簡単にIDとパスワードをチェックできるので「あのパスワード何だったっけ?」というようなケースで役に立ってくれるだろう。
新たにパスワード設定をやり直すことに比べたら、かなり負担は減るのではないだろうか。
小川夏樹(ITライフハック副編集長)