ナポリMFヴァロン・ベーラミの去就問題が近いうちに解決するようだ。練習中の集中不足が原因でラファエル・ベニテス監督と口論し、練習から追い出されたベーラミは、以前からインテルのターゲットだった。だが、彼はナポリを離れ、ハンブルガーSV(HSV)に移籍することを決めたようだ。

ナポリのフロントは30日夜にHSVと合意に達している。移籍金は約500万ユーロ(約6億9000万円)。ベーラミはすぐにドイツへ向かい、メディカルチェックを受けることになった。フィオレンティーナ、ラツィオでもプレーした同選手は、ブンデスリーガに挑戦することとなったのだ。

ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、次のようにベーラミに感謝の言葉を述べている。

「ベーラミはファンタスティックな戦士だ。(ワルテル・)マッツァーリ前監督にとって完璧だった。ベニテスの就任で彼は苦しんだが、彼は常にナポリのユニフォームを大事にしてきたし、私はそれを感謝している」

「彼はピッチに立つたびに全力を尽くしてきた。だが、自分がプレーしたい場所でプレーしなければいけないんだ。メディカルチェックの結果を待とう。それから取引がまとまるだろうね」