ローマがカリアリDFダヴィデ・アストーリの獲得に迫っている。アストーリは23日、カリアリと新たに3年の契約延長を発表したところだった。

ラツィオとの交渉が難航していることを生かし、ローマのワルテル・サバティーニSDはカリアリに対し、200万ユーロ(約2億7000万円)のレンタル、600万ユーロ(約8億2000万円)での買い取りオプションつきという条件を提示した。24日に正式に決定し、アストーリはアメリカツアー中のルディ・ガルシア監督率いるチームへ合流するだろう。

アストーリ獲得を決める前に、ローマのマウロ・バルディッソーニGMは、マーケットの現状について次のように話していた。

「会長はメフディ(・ベナティア)だけでなく、全員と話した。特別なことは何もなかったよ。ジェルビーニョについては、数日後に合流するのは、家庭の問題を解決しなければいけないからというだけだ。契約とはまったく関係ない」

バルディッソーニGMはローマの新シーズンの目標について、次のように述べている。

「我々は勝利を望んでいる。今年から勝てることをね。だから、優秀な選手たちを獲得している。マーケットはここで終わらない。いや、今日のうちからすでに何かをするだろう」

バルディッソーニGMが言う「何か」が、アストーリ獲得だったということだ。