女性向けCD・ゲームレーベル「Maniaque's」の最新シリーズ「E:RObotts」。7月25日(金)に発売となるシチュエーションCD第3弾「E:RObotts Model.917/東雲」に登場する、東雲役・岡本信彦さんよりコメントが到着したので紹介する。

なお、「E:RObotts」公式サイトでは、シチュエーションCDのサンプルボイスや、Twitter用アイコンなどが掲載中なのでこちらも合わせてチェックしよう!


――印象に残ったシーン、聴きどころのセリフはありましたか?

岡本:かわいいだけではなく、二面性があるというか、鍵(ネジ)を巻き切ると豹変するシーンがあって、それが本質的な性格なのか潜在的な性格なのかはまだお伝え出来ないのですが、そういったエッセンスが面白いなと思いました。
演出面では、ネジを巻く前と後とで「もっと振れ幅がある感じで」という指示をいただき、演じながら、その人が持つ強気なサディスティックな面といきなり弱くなる面という……「大学時代に周囲にいたな、こういう人」とリアルなことを思い出していました(笑)。ネジを巻き過ぎた時の東雲は不安定でしたね(笑)。
オート再生の時の、ロボットならではの事務的な喋り方も今回の聴きどころです。東雲は幼いところがある分、普段の思考では少し難しいことは説明しきれないのかもしれません。


――本作は、「主人公がロボッツに恋愛を教える」というテーマが描かれていますが、ご自身がロボッツに恋愛を教える立場だとしたら、どういうふうに指導すると思いますか?

岡本:相手がロボッツの場合、感情を持ったロボッツとの恋愛は心の距離を近付けるのが怖いので……僕は恋愛を教えるというよりは、男女間での友情が成立するかどうかを教えたいです。ロボッツと人間とだったら男女間での友情が成立するんじゃないでしょうか?


――CD発売を楽しみにしているファンの皆様へのメッセージをお願いします。

岡本:いろんなロボッツたちがいて、僕は東雲というかわいらしくて、それでいてちょっと小悪魔的な部分もある男の子を演じました。ロボッツとのダミーヘッドマイクを使った臨場感たっぷりの生活が疑似体験できると思います。いろんな動物の情報なども知ることが出来て、ちょっとした小ネタにも使えるCDになっていると思うので、ぜひぜひ聴いていただけると嬉しいなと思います。


■シチュエーションCD「E:RObotts Model.917/東雲」

【発売日】2014年7月25日(金)
【価格】1,620円(税込)
【イラスト】みつなばち
【ブランド】Maniaque's
【キャスト】Model.917・東雲:岡本信彦

初回生産版には、キャストフリートークを収録。



■PCゲーム「E:RObotts - Normal type(仮)」/「E:RObotts - Eccentric type(仮)」

【発売日】2015年予定
【ジャンル】近未来★恋愛教育体験ネジマキADV
【原画】みつなばち
【ブランド】Maniaque's

【キャスト】
Model.666・塔宮麗:浪川大輔
Model.518・ヴェルミリオ:小野友樹
Model.917・東雲:岡本信彦
Model.387・扇壱弥:武内健
Model.002・ニノス・シズビー:新垣樽助
Model.104・源治:立木文彦


この他詳細は、「E:RObotts」公式サイトで随時発表。


<STORY>
舞台は近未来の日本――
性に対する倫理感は薄れ、妊娠の低年齢化、なくならない性犯罪など、様々な問題を抱えていた。
そんな時、この事態をどうにかしようと政府の公認組織APTA(AdultPolisTechnicalAssociation)が一つの打開策を講じる。それが、「E:RObotts(EducationalRObotts)」という、恋愛教育ロボットだった。
それぞれ性格や特徴はあるものの、恋愛面についての初期設定は白紙の状態のロボッツ達に愛とは何かを学ばせるというのがAPTAの目的であり、ロボッツの存在意義でもあった。
そして......ヒロインにもその日はやって来る。ある日、頼んだ覚えのないダンボール箱を開けると中には容姿も年齢もバラバラのロボッツが。
ロボッツと一緒に入っていた一つの鍵(ゼンマイ)を巻いた瞬間、ロボッツの瞳がゆっくりと開きだす。
それから、ヒロインとロボッツ達の恋愛授業が始まった。


©Maniaque's