23日に放送された「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日系)で、マツコ・デラックスと有吉弘行が、ヤンキースの田中将大の活躍ぶりについてトークを展開した。

この日、視聴者から寄せられたトークのテーマは「契約金160億のマー君と同じ年の同僚が、“俺って小さいな……正直ヘコみます”と言っていた」というもの。この、なんとも言えない微妙な悩みについて、有吉は「僕なんか、松井秀喜さん(と同じ年)ですから。ジャイアンツの4番、ヤンキースの4番ですから」と同じような感情を抱いていることを告白。

これを受け、マツコは「アナタもテレビ界の4番みたいなものよ」と讃えたが、有吉は「(芸能界には)いつまでもヤメない4番がいますから(笑)」と謙遜。松井に対しては、「彼が星稜高校でスーパースターと呼ばれているときに、同じ高校生としてのコンプレックスったらないね。もう、見てられない」など、自身のブレイク前を振り返りつつ語った。

また、夏目アナが「田中将大投手の年俸は約23億5000万円。それが7年契約です」と伝えると、マツコは「あたしだったら働かない!」と断言。有吉も「それだけ金持ってて“ランニング”するってホント偉いよ(笑)。160億ある人が走っているのよ。俺なら一年間で23億やるって言われたら、その年でやめるね」などと豪語した。

ちなみに、世界のスポーツ選手でもっとも稼いでいるのは、ゴルフのタイガー・ウッズで、なんと年俸78億円。2位はロジャー・フェデラー(テニス)の71億円、3位はコービー・ブライアント(NBA)の62億円と続くが、マー君クラスで見てみると、有名どころではデトロイト・タイガースのミゲル・カブレラの23億円(46位)といったところか。もし、タイガーやフェデラーが有吉と同じ気持ちなら、さっさと引退しているのかもしれない。

■スポーツ選手の年収ランキング2013(米経済誌「フォーブス」調べ)
1. タイガー・ウッズ (ゴルフ) 78.1億円
2. ロジャー・フェデラー (テニス) 71.5億円
3. コービー・ブライアント (バスケットボール) 61.9億円
4. レブロン・ジェームズ (バスケットボール) 59.8億円
5. ドリュー・ブリーズ (アメリカンフットボール) 51億円
6. アーロン・ロジャース (アメリカンフットボール) 49億円
7. フィル・ミケルソン (ゴルフ) 48.7億円
8. デビッド・ベッカム (サッカー) 47.2億円
9. クリスティアーノ・ロナウド (サッカー) 44億円
10. リオネル・メッシ (サッカー) 41.3億円
※1ドル=100円換算

さて、有吉やマツコからも羨望の眼差しを受けるマー君は、実際ヤンキースでも初登板から大活躍中。4日のデビュー戦を白星で飾ると、22日にも、ライバルのレッドソックス相手に8回途中まで投げて7安打7奪三振(2失点)、メジャー4試合で3勝目を挙げている。引退の話は、まだまだ先であってほしいところだ。