音楽プロデューサーの小室哲哉(54)が最近のJ-POP界について、10月11日(2013年)にツイッターで語っている。「ヒット曲根本の概念は崩壊してます。人の選択肢がありすぎて、共通点が少なすぎる」といい、考えの多様化が「ヒット曲」を生まれにくくしたと指摘する。

東京スカイツリーが「1番」と思う人がいれば、東京タワーが「TOKYOの象徴だ」と思う人もいる。ユニクロGAP、H&M、FOREVER 21のようなファストファッションを例に出し、「モノもいいし、音楽も、どれも、質は悪くない」と、ある程度のレベルのものが手に入る時代になったと語る。

フォロワーから「それでも『普遍的な何か』は変わらないのでは?」と質問されると、「普遍的何か、たぶん僕、わかっていると思います。手作業だから少し時間下さい。音、言葉、間の組み合わせ」と返し、新たなヒット曲作りへの意欲を見せている。