「親愛なるフランチェスコ、君はイタリアサッカーの歴史をつくった。セリエAで20年。何という目標だろう。本当におめでとう」

『ANSA』を通じてのGKジャンルイジ・ブッフォンのメッセージだ。送り先は、FWフランチェスコ・トッティである。

「君の初ゴールの映像は、まだ僕の記憶にあるよ。ローマ対フォッジャ戦のことだったね。僕らは友達で、僕がどれだけ君を想っているかは、君も知っているだろう。僕らはU-15で一緒に始めて、代表でたくさんの素晴らしい年月を過ごし、セリエAのピッチではライバルとして対戦してきた」

「君はよく(正確には10回だ。君は僕からたくさんゴールしているな)、友情を忘れてカンピオーネにふさわしいことを見せてきた…そして、試合が終われば、僕らの間には笑顔が戻る。君がクッキャイオ(ループシュート)をしてくるんじゃないかと恐れ、そして君のPKを僕が止めたときのようにね。あのときは、君のことを思うと残念だったよ」

「僕たち2人は、幸せな世代だよね。確かに、30歳を越えると、毎年が7年分になる。でも、君らは老いるどころか、逆に若返っているみたいだ。君はサッカーの歴史をつくった。今も、そして近い未来もね。決して議論されることのない選手だ。僕にとって、君はずっとアッズーロだよ。抱擁を。ジジ」