18日、米華字メディア・多維網は、孔子に執着する韓国についてのコラムを掲載した。写真は2012年9月28日、山東省済南市の小学校。孔子の生誕を記念して教師、生徒が礼拝した。

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2013年3月18日、米華字メディア・多維網は、孔子に執着する韓国についてのコラムを掲載した。

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先日、韓国・祥明大学校中国文学部のキム・ギョンイル教授の著書「儒家思想誕生の秘密」が話題となった。「中国ではほとんど知られていないが、儒家思想は徐々に形成されたもので、孔子などある特定の人物が一人で創造したものではない」という内容だ。

なるほど確かにその通りだが、それは中国の学会では常識だ。しかし、いわゆる原始儒教をまとめて体系化した主要な功績は孔子にあることも事実であり、中国文化の中心と讃えられるゆえんである。

むしろ注目すべきは、「なぜ韓国社会がこれほど孔子に執着するか」であろう。キム教授だけではない。近年、韓国では孔子を祭る儀式を世界無形遺産として申請する動きがあったり、あるいは「孔子は韓国人だった」との珍説まで登場したという。

韓国は儒教文化の深い影響を受けた国であり、「儒教国家の生きた化石」とも呼ばれている。その一方で近代以来、日本の侵略を受け欧米文化が流入するなど大きな変動を経験してきた。今、経済成長を続け、ナショナリズムが高まるなか、韓国の学者たちの間には自国の文化を摸索する動きが広がっている。

その際のキーワードは「脱中国化」だ。孔子は韓国人だというのも、あるいは韓国の文化として孔子を讃えるのも、中国とは別個の韓国文化を打ち立てたいという欲望にほかならない。(翻訳・編集/KT)