ナポリは6日のヨーロッパリーグ・グループリーグ最終節で、PSVに1−3と敗北を喫した。ワルテル・マッツァーリ監督は結果に悔しさを見せつつ、パフォーマンスには満足している。同監督は冷静に敗戦を分析した。

「(アントニオ・)ロザーティはアンラッキーだった。ウチのストライカーたちもそうだ。たくさんのチャンスがあったが、ゴールを決められなかった。(オマル・)エル・カドゥリはフィジカルもパーソナリティーも成長している。(クリスティアン・)マッジョはすごく良かった。(ゴラン・)パンデフに満足だ。復帰できたね。彼が必要なら、一定時間やれるということだ」

「ロベルト・インシーニェ? 彼にはパーソナリティーがある。それは見て分かっただろう。兄とは違う特長だ。だが、2人とも優秀だよ。優劣をつけるのは正しくないと思う。(エディンソン・)カバーニは怒っていたね。私もそうだ。我々は木曜でも負けたくない。欧州の舞台の、ホームでの試合ならなおさらだ。敗北に値しなかったしね」

一方、すでに敗退が決まっていたウディネーゼは、決勝トーナメント進出を懸けて臨んできたリヴァプールにホームで0−1と敗れた。フランチェスコ・グイドリン監督は「我々は胸を張って去る」と、チームにとがめるところはないとしている。

「我々はビッグクラブを相手に互角に戦った。悔しいのは、セットプレーで負けたことだ。我々はこの大会で信じていた。自分たちにあるすべての力を出したよ。だが、最も大変なグループを突破することはできなかった。ほかのチームはより勝ち点を挙げたんだ。彼らの功績だよ」