インテルMFヴェスレイ・スナイデルは、6日に行われるヨーロッパリーグ・グループリーグ最終節のネフチ戦に招集されないことになった。5日、選手本人がツイッターで「明日招集されるのが聞いてきた人たちに。招集されなかったよ!」と明かしている。『ガゼッタ』が同選手の非招集を報じ、クラブは招集発表が6日だと強調したが、選手本人が認めた形だ。

スナイデルのソーシャルネットワークの使用については、11月中旬にちょっとした問題となった。スナイデルの夫人であるヨランテ・カバウさんが、「彼はもうチームを支えたり、ほめたりしてはいけないと言われたわ。これはおかしいわよ」と、クラブに批判的なツイートをしている。

クラブは当初、スナイデルがツイッターアカウントを持っていないとしたが、11月23日になってアカウントを持つ選手たちのリストを公表しており、ここにスナイデルの名前も含まれていた。同選手とインテルの状況は、契約更改に関する3日の会談後も、難しいままとなっている。インテルは減俸した上での契約延長を望んでいるが、選手は受け入れていない。

アンドレア・ストラマッチョーニ監督は5日の記者会見で、スナイデルについてこう話している。

「彼や(アントニオ・)カッサーノ、(ディエゴ・)ミリート、(ハビエル・)サネッティ、そしてほかの選手たちについても、すべてのチョイスは私の評価だけによるものだ。プレーするかしないかは、指揮官の選択であり、私はその責任を負っている」

「スナイデルはとても好調だよ。チームメートたちと同じように、素晴らしい練習をしている。明日の試合で私が彼を起用したら、(マッシモ・)モラッティ会長は何と言うか? 私の選択を尊重してくれるだろう。サネッティの交代も認めてくれたのなら、私のどんな選択も認めるはずだ」

「君ら外部の人間は、存在しない真実を探している。真実はとてもシンプルなもので、彼がプレーするかどうかは、私が自分の確信に基づいて決める。カッサーノ? 彼も同じだ。先発させるか、途中起用とするか、私が判断しなければいけない」

一方、ストラマッチョーニ監督はチーム構成について、モラッティ会長にリクエストを出すつもりはないようだ。ただし、穴があることは認めている。

「今から年末までの大事なリーグ3試合に、我々は完全に集中しているんだ。モラッティ会長にリクエストはしない。とにかく、ウチのチームの特徴で言うと、唯一足りないのはミリートの控えだ」