反日デモで中国の青年が「蒼井そらの代わりに尖閣諸島を…」というメッセージを掲げて抗議

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尖閣諸島をめぐり中国の反日感情が高まるなか、中国のある青年がちょっと変わったメッセージを掲げて反日デモに参加した。青年が掲げていた紙には、中国で「蒼井先生」などと呼ばれ高い人気を誇る日本のAV女優「蒼井そら」の名前が記されていたという。

韓国メディアDKBnewsによると、日本政府が11日に尖閣諸島を国有化したことを受けて、中国国内の80あまりの都市では同時多発的に大規模な反日デモが発生した。これを受けて、中国のある青年は、大連の二七広場で「蒼井そら、兄さんはもう君を必要としない。釣魚島を返して」と書かれた紙を掲げて抗議した。

この写真がインターネットに掲載されると、中国のインターネットユーザーは「この男性の勇気に敬服する」などと男性を讃えたという。

このほかにも、蒼井そらは尖閣問題で中国ネットユーザーからバッシングを受けている。14日、中国で発生する一連の反日デモに心を痛めた蒼井そらは、中国版ツイッター「微博」に「私は良い関係を維持してくれたら嬉しい。私もあなたたちと同じ人間だ」、「日中友好」と書き込んだ。しかし、これに中国のインターネットユーザーは「日中友好? 中日と書け!」などとむしろ憤慨。結局、蒼井そらは「中日人民友好」と書かれた写真を掲載した。

だが、中国のネットユーザーの反発はそれでも収まらず、ネット上では激しい論争が繰り広げられた。「日本人Out」「魚釣島は中国の領土」「なぜ他国の領土を自国領だというのか」などと主張するコメントが10万件も寄せられた。日本政府による尖閣諸島の国有化に対する抗議は、なぜか中国で絶大な人気を誇る蒼井そらにも向けられている。

参照:DKBnews
参照:イーデイリー

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