インテルは1日、ジェノアにホームで5−4と勝利を収めた。ジェノアにPKを3本許したことについて、ローマ出身のアンドレア・ストラマッチョーニ監督は、冗談を交えてこう話している。

「レーガ・カルチョはローマの審判を寄越してきたね。『なんてことだ。私はアンラッキーだったよ。デビュー戦で、ホームなのに3本もPKを取られるなんて』と言っておいたよ(笑) 判定? 私は審判のことを話さないんだ」

マルコ・ブランカTD(テクニカルディレクター)は、ジャッジについて、「軽率な2つのPK判定だ」とコメントした。それでも、ストラマッチョーニ監督は次のように冗談を続けている。

「プリマヴェーラでのタイトル獲得を祝ってスタジアムを一周しなかったのは残念かって? 正直に言うと…ゼロだね!」

ストラマッチョーニ監督はつなぎ役なのかどうか? マッシモ・モラッティ会長はこの質問に対し、「彼がうまくやってくれれば、私の問題はたくさん解決するね」と返答。続けて、来季の監督候補はマルセロ・ビエルサ現アスレチック・ビルバオ監督かと聞かれると、「今、答えたばかりじゃないか」と述べている。その上で、モラッティ会長は次のように続けた。

「(クラウディオ・)ラニエリの解任に次いで、ストラマッチョーニにチームを託すという決断を下さなければいけないと思った。プリマヴェーラでの勝利だけではなく、我々のためにうまくやってきた人物を選んだということだ。言い訳はできない」