【試合終了】日本、バーレーンを下し5大会連続で五輪出場を決める！
＜U-23日本代表先発メンバー＞
ＧＫ：権田修一
ＤＦ：比嘉祐介、濱田水輝、鈴木大輔、酒井宏樹
ＭＦ：原口元気、扇原貴宏、山口螢、清武弘嗣、東慶悟
ＦＷ：大津祐樹
前半開始 日本ボールで前半キックオフ！
前半2分 ロングボールを大津が胸で落とすと、ダイレクトで東が強烈なロングシュート！わずかにゴール左に外れる。日本はファーストシュート。
前半8分 日本は慎重な立ち上がり。後方からのロングボールが目立ち、なかなかパスがつながず攻撃の形ができない。
前半11分 バーレーンが左サイドでワンツー。クロスをあげるが、酒井がブロック。コーナーキックへ。
前半12分 日本はコーナーキックのこぼれ球をマイボールにすると素早くカウンター。前線の大津へロングボールを送るが、ボールは流れキーパーがキャッチ。
前半13分 扇原への強烈なタックルにいったバーレーンの10番にイエローカード。
前半16分 バックパスを受けた濱田が下がりながらのドリブルからクリアするが、ゴールラインを割り相手のコーナーキックに。
前半18分 左からのコーナーキック。キッカーの扇原はニアサイドの鈴木を狙う。頭にぴったりあうが相手ディフェンスがコースに入りブロック
前半19分 高い位置で相手ボールを奪うと、左サイドの清武へ展開。中央にクロスをあげると、右サイドから流れてきた原口がヘディングシュート。しかし、ボールは相手ゴールキーパーの正面。日本、この試合初めて決定機を作る。
前半21分 右サイドからオーバーラップしてきた濱田が相手選手との競り合いに勝り、中央でフリーの大津へラストパス。しかし、大津のトラップが流れチャンスを逸する。
前半23分 中央ゴールから35メートル付近で原口がミドルシュート。ディフェンスに当たり東につながる。東も思い切ってシュートを放つが、これもディフェンスに防がれる。
前半25分 左サイドの原口がボールをもつと、右サイドの清武へサイドチェンジ。すぐさまゴール前の大津へクロスをあげるが、大津と競り合ったディフェンスに当たりゴールキーパーへ。
前半32分 右からのコーナーキック。扇原はニアサイドを狙うが、わずかに合わずボールは逆サイドに流れる。
前半34分 中央の扇原から左サイド駆け上がった比嘉へロングボール。比嘉は右足でゴールに向かうようなクロスボールをあげる。走りこんできた大津が合わせるが、ボールはバーの上を越える。
前半35分 バーレーンが右からのコーナーキックにピンチを迎えるが、日本は体を張ったディフェンスでこれを防ぐ。
前半37分 バーレーンのキックミスから左サイド深い位置で比嘉がボール奪取。相手をかわしクロスをあげるが、ディフェンスがはじく。
前半38分 左サイドの比嘉が相手選手にドリブル突破を許しクロスボールをあげられる。酒井が危うくオウンゴールになりそうなクリアでコーナーに逃れる。
前半42分 バーレーン選手が負傷でピッチから出て10人の中、日本は左サイドから比嘉がハイボールのクロス。味方には合わずゴールキーパーがとめる。
前半終了 ０対０のまま前半が終了する。
引き分けでも五輪出場が決まる日本は、立ち上がりは無理をせず後方からロングボールが目立った。なかなかシュートまで持ち込めず主導権をつかめない時間帯が続く。それでも両サイドから徐々に相手陣内に押しこむと、原口、比嘉らに決定的なチャンスが訪れる。しかし、得点には至らず前半はスコアレスで折り返した。
後半開始 バーレーンボールで後半キックオフ！日本は前半と同じメンバーで臨む。
他会場で行われているシリアがマレーシアに先制点をあげる。
関東地方で地震が発生。
後半7分 バーレーンが左サイドで浮き球のパス。権田が前へ飛び出すが止められずコーナーへ。
後半10分 扇原が先制ゴール！比嘉からの縦パスに飛び出した原口が中をよくみて左足でクロス。2列目から飛び出してきた扇原が流し込む！
後半13分 清武が追加点！原口の縦パスに抜けだした東。中央の大津をオトリに使って逆サイドの清武へ。清武、トラップせずダイレクトで強いボールを蹴り込み２点目！
後半18分 ディフェンスラインの裏に飛び出た清武にボールでると、スライディングシュート。ゴールポストに当たり惜しくもゴールならず。
後半21分 右サイドに流れた大津を相手選手が倒しフリーキックを獲得。東がゴール前へクロスをあげると、フリーの濱田が頭で合わせる。ボールはキーパーの正面で日本は追加点ならず。
後半25分 中央に切りこんだ原口が右サイドからオーバーラップしてきた酒井へパス。酒井はニアサイドへシンプルにクロスをあげるが、ディフェンスがクリア。
他会場：シリアが追加点！マレーシアに2点リードする。
後半30分 日本選手交代：清武に代わって永井が投入される。永井が大津に代わってセンターフォワード。大津が右サイドにポジションを移す。
後半34分 バーレーンのペナルティエリア内で永井がボールを奪いヒールで原口へ。得意のドリブルで3選手を引き付けるもシュートまでいけずバックパス。
後半36分 日本選手交代。大津→齋藤。そのまま右サイドにポジションをとる。
後半40分 左サイドの原口が中央へドリブルで切り込むがボールを失いフィニッシュまでいけず。
後半44分 日本、最後の選手交代。扇原に代わって山村が入る。山村はそのまま扇原と同じセンターハーフのポジションにつく。
後半45分 ロスタイムの表示は3分。
後半終了 日本、バーレーンを下し5大会連続の五輪出場を決める！
■試合後、関塚隆監督のコメント
力のある選手を預かってので、ここはまだ通過点。ただアジアの予選を通過するのは厳しい物があったので、一安心です。非常にバーレーンの守備の安定感から侮れないチームだった。選手はやり切るというか、粘り強く攻撃を続けてくれた。その結果が先制点を奪って２対０とう形になった。プレーヤーが代わってもしっかりした守備と攻撃のベースができてきた。女子のほうは早く出場を決めていたので我々も続きたいと。スタートラインだと思いますので、世界を舞台にこのメンバーでしっかりと頑張っていきたい。
■MF扇原貴宏（C大阪）のコメント
（本大会出場は）すごく嬉しいです。（先制点の場面は原口）元気が仕掛けてて、自分の前にスペースがあったので飛び込んだら、元気が良いボールをくれたので思い切り蹴りました。日本らしいサッカーをすれば絶対勝てると思っていたので、（個人的にも）結果が出てチームとしてもオリンピック出場を決めてすごい嬉しいです。（最終予選を振り返って）苦しい時期もあったけど、みんなでくじけずに戦えたことが出場に繋がった。オリンピックでいい結果がでるように頑張りたいです。
■MF清武弘嗣（C大阪）のコメント
結果を残せて良かったです。前半が良くなかったので後半やってやろうと思ってました。貴（扇原）が決めてくれて、自分も何とか決めることが良かったですけど、もう１点決めるチャンスがあったんでそこは悔しいです。蛍（山口）からのパスだったんで決めたかった。（年明けの怪我は）悔しかった。とにかく結果が残して良かった。メダルを取りにロンドンにいくので頑張っていきたいです。
■GK権田修一（FC東京）のコメント
いつも笑顔だったらいいんですけど、今日は最高です。若干固さはあったんですけど、（攻撃陣が）ゴール前まで持って行けなかったんで、バーレーンも気持ちを入れて戦ってきたんだと思います。ハーフタイムの時点でみんなで修正点を話し合っていたので、後半はいけると思ってまたし、ああいうサッカーを続けていけば結果が出ると証明できたと思いました。（アジアの壁を超えたのは）初めてなので信じられないです。こんなにも嬉しいものなんだと。でもこれからが勝負ですし、しっかりやらなきゃいけないんですけど、とにかく嬉しいです。シリア戦は自分のミスだったので、これで逃すようなことがあったらどうしょうもなかったんですが、とにかく突破できて良かったです。（ロンドン五輪は）それぞれのチームに戻ってレベルアップして最高の状態にして頑張りたいと思いますので応援よろしくお願いします。
関連情報（BiZ PAGE＋）
サッカージャーナル編集部によるオリジナル記事。インタビューや特別起稿など、ここでしか読めない情報をお届けします。
