ミランは３日のセリエＡ第26節で、パレルモに敵地で４−０と快勝した。ハットトリックを記録したFWズラタン・イブラヒモビッチは、次のようにコメントしている。

「ボールをどうするか？　チームのみんなにサインしてもらって、家に置いておくよ。今日のチームは素晴らしいプレーをした。オレは３試合の出場停止明けだったけど、好調で、満足しているよ。今日は大事な試合だった。勝って大事な３ポイントを手にできたね。このまま前進しよう」

「過去のことは過去のことだ。チームはユヴェントス戦で勝ち点３に値したけど、最後に彼らがゴールを決めた。とにかく、まだ試合はたくさん残っている。オレたちは好調だというメッセージを発信した。大きな自信を持って戦っている。このまま続けていかなければならない」

「オレ自身は好調だし、チームも良いプレーをした。チャンピオンズリーグでもこのまま続けていけるように願っている」

一方、マッシミリアーノ・アッレグリ監督はイブラヒモビッチの好調ぶりを喜びつつ、チーム全体に賛辞を送っている。

「今日の彼は見事な３ゴールを決めた。チーム全体が良いプレーをしたね。選手たちは非常に良いスタートを切った。パレルモに決して攻撃させず、たくさんのシュートを放ったんだ」

「矛盾しているが、少しプレシャーを弱めたときに、先制点が決まった。だがとにかく、チームはたくさんのことをつくり、たくさんのシュートを放ったんだ。少しリラックスして、守備でピンチを迎えたところもあったが、とにかく選手たちは素晴らしかったよ」

「今の我々は首位にいる。（ユヴェントスが未消化分を戦う）水曜を待って、どうなるかを見てみよう。だが、パレルモに敵地で勝ったのは大きい。私は、これがリーグ戦において決定的となる試合の一つだと思っていたからね」

この日もベストプレーヤーの一人だったFWロビーニョへの賛辞も欠かせないだろう。

「今の彼は精神的にも肉体的にも絶好調だ。素晴らしい試合をした。アシストし、守備でカバーリングして、去年のような素晴らしいことをやってくれている」