ぶっつけ本番となったが3位タイと好スタートを切った(撮影:岩井康博)

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<〜全英への道〜ミズノオープン 初日>◇23日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(7,317ヤード・パー72)
 先週に開催された海外メジャー第2戦「全米オープン」から今週火曜日に帰国、ぶっつけ本番で初めてラウンドするコースに臨んだ石川遼が好スタートを切った。岡山県にあるJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部を舞台に開幕した、国内男子ツアー「〜全英への道〜ミズノオープン」の初日、石川は6バーディ・1ボギーの5アンダー、66ストロークのラウンドで首位と1打差の3位タイにつけた。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
 「思ったよりも出来すぎ」とこの日のラウンドを振り返った石川。ティショットは7番と9番以外はフェアウェイをしっかりとらえ、5メートル前後のパットも良く決まり今季自身最高のスタートを切った。ぶっつけ本番でコースを細かく知らない分、「いいショット、いいスイングに集中できた」と話し、持ち前の攻めのゴルフを続けたことも好発進につながったようだ。
 そして、もうひとつの要因は「全米オープン」で得た「自分がいいスイングをしている時と悪いスイングをしている時の体の違いがようやく分かってきた」ということ。自分のコンディションを正確に把握、スイングの調子を維持しやすくなったことも好スコアの一因だろう。
 明日からも「スコアを守ろうとせずに攻めていこうと思います」と抱負を語った石川。この日のラウンドでコースを完全に把握。初日とは攻め方を変える部分もあるが、明日からも思いっきりの良いプレーでさらにスコアを伸ばすことを目指す。米国でさらに一回り大きくなって帰ってきた石川。今季初勝利に向け残り3日間の戦いに臨む。
【初日の順位】
1位T:J・チョイ(-6)
1位T:プラヤド・マークセン(-6)
3位T:ブラッド・ケネディ(-5)
3位T:ポール・シーハン(-5)
3位T:宮本勝昌(-5)
3位T:久保谷健一(-5)
3位T:石川遼(-5)
3位T:丸山大輔(-5)
3位T:冨山聡(-5)
10位T:小林正則(-4)他5名
30位T:池田勇太(-2)他10名
112位T:薗田峻輔(+3)他14名

 
 

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