ロシアで開催されたフィギュアスケート世界選手権では、安藤美姫がショートプログラム1位のキム・ヨナをおさえ、逆転の優勝。昨年優勝している浅田真央は6位という結果に終わった。

しかし、大会終了後、持てる力を尽くした浅田に対し、タレントのラサール石井氏が自身のツイッター上で、「くだらん呟きばかりだとフォロワーさんに言われたばかりでなんだが。ちょっと暴言吐きます。浅田真央ちゃんは早く彼氏を作るべき。エッチしなきゃミキティやキムヨナには勝てないよ。棒っ切れが滑ってるみたい。女になって表現力を身に付けて欲しい。オリンピックまでにガッツリとことん!これは大事。」と呟き、大きな反感を買ってしまった。

その後、ラサール氏のツイッターが炎上したこともあってか、2日には謝罪のコメントを掲載。「全女性の皆様、お名前を出してしまった各選手の方々、関係者各位、何より浅田選手ご本人とファンの皆様に心より謝罪いたします。なお、皆様のご意見を鑑み、前言を撤回。呟きは削除させていただきます。」と詫びている。

当初は、「削除や訂正をすることは逃げることになるのでしたくありませんでした」と語っていたラサール氏。結果的には、この姿勢が対応の遅れを招き、問題のツイートを広げる一因にもなってしまった。

それにしても、著名人という立場を顧みず、浅はかで無礼な発言を行ったラサール氏のツイートは一体何だったのか?
大手掲示板でも、以下の様なコメントが相次ぎ投稿された。

「バカにインターネッツ使わせるなという典型」
「ラサールに泥を塗り続ける男」
「ホントTwitterは馬鹿炙り出し機だな」
「知性と学力は別物」
「こんな事、書く時点で不適切だって分からなかったのかね?」
「おもしろくない芸人に限って安易な毒舌に走るけど毒舌ってバカには無理だよね」
「謝るなら最初から言うな言ったなら謝るな」
「暴言ですと前置きしといて消すなよww書きたかった事なんだから批判されても別にいいだろ」
「なんでわざわざ書いて謝ってんだ?」
「偉そうな発言して結局最後に謝るアホのなんと多い事」
「名前の出た選手だけじゃなくすべての女子フィギュアスケート選手に謝罪しろよ。」
「安藤とヨナにも失礼だろ」
「一番かわいそうなのはラサール高校の生徒達だろw」

08年には、自身のブログ上で、麻生総理(当時)に無視されたことから、「なんかヘンだよこの人。ていうか、馬鹿だなあ」などと筋違いの麻生批判を綴って炎上、ブログのエントリーを削除したこともあるラサール氏。この時の教訓は生きていなかったようだ。