AKB48のプロデュースで知られる秋元康が、テレビ番組で彼の妻である元おニャン子クラブの高井麻巳子との思い出を書いた楽曲『バトンタッチ』の知られざるエピソードを語った。

秋元康が1985年頃から関わった「おニャン子クラブ」が一世風靡したことは知られるが、彼は当時メンバーの高井麻巳子と結婚してファンからも批判されたのだ。それからおよそ25年が過ぎた2011年の4月4日放送のテレビ「ザ・ヒットソンングス〜歌謡史の秘密を大公開〜」(TV TOKYO)で彼はそのころの意外なエピソードを明かした。

高井麻巳子にプロポーズした彼は父親に結婚の許しを得るために実家を訪れた。その時の彼女の父親の言葉を彼は忘れない。「娘(こども)は天からの授かりものって言いますが、違うと思う。私は天からの預かりものだと思います。だから、私はあなたが来るのを待っていました」と父親は言ってくれたのだ。「そんなことがバトンタッチしていくのだな」と彼は感じて後に楽曲『バトンタッチ』を書いたのである。

この日の番組では秋元康が「ヒットする楽曲の秘密」を分析したが、そのひとつが「もぐらたたき理論」で『ヒット曲は大体において25年周期でジャンルが移り変わる』というものだった。
例えばおニャン子クラブがヒットしたのが1985年で、そのおよそ25年後には同じく素人出身の女子ユニットAKB48がヒットしたということだ。
同様に考えると1984年には芦屋雁之助の『娘よ』がヒットしており、秋元は「今年は父親が娘に贈るウエディングソングがヒットするはず」と読んだのである。

実は楽曲『バトンタッチ』(詞:秋元康 曲:杉山勝彦)はJULEPS(ジュレップス)により2008年にリリースされている。しかし秋元の『25年理論』からすると早すぎたのかヒットには至らなかった。だが、今年はその25年目でもあり秋元は再びこの『バトンタッチ』に情熱を注ごうとしている。
この日、番組で明かされたところでは『バトンタッチ』が西田敏行の歌でキングレコードより6月に発売の予定ということだ。
この日スタジオではJULEPSによる『バトンタッチ』のPVが流れたが、女性陣の多くが目を真っ赤にする事態となったことからも話題となることは間違いないだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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