東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ、日本代表 vs Jリーグ選抜の一戦では、ファンの大歓声を背に途中出場を果たした三浦知良が、後半37分に劇的なゴールを決めた。

TBS「S1」(2日放送)では、チャリティーマッチから二日後のカズにインタビューを行った様子を伝えた。

「そこまでの大きな意味を持つゴールっていうのがあるんだなって」、「この現状で伝えることってあんのかなって。言葉では見つけられないですよね」と語るカズは、岩手県出身・小笠原満男のことにも触れ、「小笠原が結構悲壮感っていうか、悲しみを持って大阪入りして、“カズさんお願いします。助けて下さい”って」というメッセージを受け取っていたことを明かす。

また、自らが決めたゴールは、「よく難しかったんじゃないですかとか、コースを狙ったんですかとか、色んなことを言われるんですけど、全部本当になんというか本能というか」と説明、ゴール後に披露したカズダンスについては、「今だから、やる価値はあるのかな。まだまだ自粛ムードのある中で何かスコーンと抜けるものが自分の中でも欲しかったのか。まだ自分でも分からないんですけど、前向きになりたかったんでしょうね。(カズダンスの最後で見せた)最後の一本が指の指すところが違いましたね」といいつつ、「僕はサッカー選手なんで、サッカーで一番協力できたらいいなと思ってたんで」と語った。