英紙『デイリー・スター』が報じたところによると、ミランFWロナウジーニョにリヴァプール移籍の噂があるようだ。確かに魅力的な可能性ではある。だがそれが実現するには、ロナウジーニョがミランで受け取っている約900万ユーロ(約10億円)のサラリーの減額に応じることが絶対に必要となる。

ロナウジーニョはミランで決して満足できる時期を過ごしてはいない。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は彼と同じブラジル人のFWロビーニョの方を好んでいるからだ。それでも、ロナウジーニョが大幅な減俸に応じることは、現時点では予想しにくいことだ。

それでも、リヴァプールのロイ・ホジソン監督は、ロナウジーニョにイングランドへやってくることを納得させようと思っているようだ。1月のマーケットでロナウジーニョをレンタル移籍で獲得し、ミランとの契約が満了する2011年6月に完全移籍とすることを望んでいるという。

一方、ユヴェントスMFモモ・シソコにはアストン・ヴィラ、とりわけジェラール・ウリエ監督が関心を寄せているそうだ。ユヴェントスは同選手の放出に600万ポンド(約8億円)を要求しているという。だが、アストン・ヴィラのほかにも、シソコにはシャルケ04とゼニト・サンクトペテルブルクが興味を抱いているようだ。『デイリー・メール』によれば、シソコはプレミアリーグへの移籍を拒否しないのではないかとのこと。

そのほか、ウリエ監督はマンチェスター・ユナイテッドMFマイケル・キャリックやアーセナルMFトーマス・ロシツキ、トッテナムFWロビー・キーン、ウェスト・ハムFWフレデリク・ピキオンヌ、レンジャーズGKアラン・マクレガーらに関心を抱いているそうだ。