三鷹のソウルフード!「五目チャーシューメン」(750円)

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『小説中華そば「江ぐち」』という小説にもなった名物ラーメン店「江ぐち」(東京・三鷹)。社長の逝去のため今年1月にやむなく閉店したが、営業最終日には6時間待ちを記録したほど多くのファンに愛された店だ。その意思を引き継ぐように、5月1日、当時製麺担当だった橋本重光氏が「中華そば みたか」をオープン。記者は、名物ラーメンの復刻と、その魅力に迫るため、三鷹へ飛んだ。

【写真】昭和の雰囲気!店構えやカウンターなどほぼ「江ぐち」のまま

“三鷹のソウルフード”ともいわれ、親子3代のファンを持つなど、幅広い層から人気を得ていた「江ぐち」のラーメン。復刻店「中華そば みたか」のラーメンは、そんな「江ぐち」と同じ地粉100%の自家製麺を使用し、そばのような風味となめらかな食感を演出している。スープは日高昆布の等級付きを使うことでよりまろやかに。「以前よりおいしい」と、かつての常連も納得の出来栄えだ。

また、同店で注目したいのは、変わらぬ味だけではない。以前と同様、カウンターが異常に低く設定されているところが第1のポイントとなっている。厨房をのぞくことができるので、店主や常連同士で会話を弾ませることができるのだ。第2のポイントは、常連の混乱を防ぐため「江ぐち」のままの価格設定になっている点。ラーメンは450円と、まさに昭和価格に設定されている。そして、第3のポイントは、昔ながらの大衆食堂の雰囲気が受け継がれている点。昔から変わらず、ビールとチャーシューを頼む常連が多いのだという。

新店主によって復活を遂げた名物ラーメン店。ラーメン好きはもちろん、昔懐かしい雰囲気を味わいたい人にもオススメなので、ぜひチェックしてみて。 【詳細は5月25日発売号の東京ウォーカーに掲載】

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