カリアリ戦で2ゴールを決めて逆転勝利の立役者となったミリートは、現時点で歴代のセリエAで最高のゴールアベレージを誇っている。

セリエAに限定すれば、昨シーズンのジェノア時代と今シーズンのインテルの成績を合わせれば35試合で28ゴール。1試合の平均得点率は0.80で、現時点でこの数字がセリエA歴代トップなのだ。

また、ジェノア(2003〜2005シーズンのセリエB時代も含む)、インテルで戦った公式戦(カンピオナートと国内外のカップ戦を含む)では、100試合で64ゴール。1試合の平均得点率0.64という数字を叩き出している。

歴代の1試合平均得点率のトップ5は、以下のとおり。

0.80ゴール ディエゴ・ミリート(現インテル、元ジェノア)   35試合・28ゴール
0.77ゴール グンナー・ノルダール(元ミラン、元ローマ)  291試合・225ゴール
0.67ゴール アルド・ボッフィ(元ミラン、元アタランタ)    163試合・109ゴール
0.66ゴール ロナウド(元インテル、元ミラン)         88試合・58ゴール
0.65ゴール ジョン・ハンセン(元ユベントス、元ラツィオ)  215試合・139ゴール
0.65ゴール イストバン・ニエルス(元インテル、元ローマ) 236試合・153ゴール