新生ストライクフォース始動!ニック&メレンデス完勝、赤野は後味悪い結末に…
4月11日(土・現地時間)米国カリフォルニア州サンノゼのhpパビリオンでは、ストライクフォース『Shamrock vs Diaz』が開催された。
今年2月には、エリートXCの主力契約選手の保有権と、昨年3度行われたCBSライブ中継を含むEXCの映像権を獲得した“新生”ストライクフォース。そのリニューアルイベントとも呼ぶべき本大会では、米Showtimeの中継も始まり、戦前より舌戦を繰り広げたフランク・シャムロックとニック・ディアズが対戦する一戦をメインイベントに、セミファイナルでは、同世界ライト級王者ジョシュ・トムソンの欠場を受け、ギルバート・メレンデスとホドリゴ・ダムによる暫定王者決定戦が、また、日本から元スマックガール女子ミドル級王者・赤野仁美が出場、シュートボクセの女戦士=クリス・サイボーグと対戦する注目の一戦を含む全10試合が行われた。
ヘキサゴンサイドには、ジナ・カラーノ、ジェイク・シールズ、ロビー・ローラー、アリスター・オーフレム、レイ・セフォー、ヘナート・ババル、ティト・オーティズ、アンドレ・オルロフスキー、そしてミッキー・ロークらの姿も見られ、新生イベントを印象付けた本大会。そのメインは、長いリーチを活かした打撃を主体にニックがフランクを圧倒。最後は、ボディブローからのパウンドでオールドネーム=フランクを下し、“日々進化を続けるMMAの現実”を突きつけた。
また、昨年6月の再戦(トムソン×メレンデス)が決まっていながら、トムソンの負傷欠場で宙に浮いていた同一戦の代替カード=暫定王座戦は、なかなかペースを掴むことのできないダムに対し、メレンデスが右ストレートからパウンドでフィニッシュ。試合後にはトムソンとの王座統一戦を改めてアピールした。
さらに、サイボーグの体重超過により、試合前から物議を醸した女子フェザー級145ポンド契約戦は、解説のパット・ミレティッチも「サイボーグは、今夜は166ポンドはあるだろう」という憤りのコメントを発するなかでのスタート。だが、試合は、赤野の腕十字狙いをパワーで押し切ったサイボーグがパンチ&ヒザで勝利を挙げ、試合後には「計量ミスはもう絶対しない」と語ったが、なんとも後味悪い結末となってしまった。
ちなみに、新生ストライクフォースは、6月6日(土・同)にミズーリ州セントルイスのスコットレード・センターにおいて、はやくも第二弾イベント『LAWLER vs SHIELDS』の開催が決定。元エリートXC世界ミドル級王者ロビー・ローラーと、同じく元エリートXC世界ウェルター級王者ジェイク・シールズが、182ポンド(約82・6?)契約で戦うことになっている。
■関連リンク
・直前まで舌戦、ディアズ×フランク公開計量
・メレンデス暫定世界戦、対戦相手はホドリゴ・ダム
今年2月には、エリートXCの主力契約選手の保有権と、昨年3度行われたCBSライブ中継を含むEXCの映像権を獲得した“新生”ストライクフォース。そのリニューアルイベントとも呼ぶべき本大会では、米Showtimeの中継も始まり、戦前より舌戦を繰り広げたフランク・シャムロックとニック・ディアズが対戦する一戦をメインイベントに、セミファイナルでは、同世界ライト級王者ジョシュ・トムソンの欠場を受け、ギルバート・メレンデスとホドリゴ・ダムによる暫定王者決定戦が、また、日本から元スマックガール女子ミドル級王者・赤野仁美が出場、シュートボクセの女戦士=クリス・サイボーグと対戦する注目の一戦を含む全10試合が行われた。
また、昨年6月の再戦(トムソン×メレンデス)が決まっていながら、トムソンの負傷欠場で宙に浮いていた同一戦の代替カード=暫定王座戦は、なかなかペースを掴むことのできないダムに対し、メレンデスが右ストレートからパウンドでフィニッシュ。試合後にはトムソンとの王座統一戦を改めてアピールした。
さらに、サイボーグの体重超過により、試合前から物議を醸した女子フェザー級145ポンド契約戦は、解説のパット・ミレティッチも「サイボーグは、今夜は166ポンドはあるだろう」という憤りのコメントを発するなかでのスタート。だが、試合は、赤野の腕十字狙いをパワーで押し切ったサイボーグがパンチ&ヒザで勝利を挙げ、試合後には「計量ミスはもう絶対しない」と語ったが、なんとも後味悪い結末となってしまった。
ちなみに、新生ストライクフォースは、6月6日(土・同)にミズーリ州セントルイスのスコットレード・センターにおいて、はやくも第二弾イベント『LAWLER vs SHIELDS』の開催が決定。元エリートXC世界ミドル級王者ロビー・ローラーと、同じく元エリートXC世界ウェルター級王者ジェイク・シールズが、182ポンド(約82・6?)契約で戦うことになっている。
■関連リンク
・直前まで舌戦、ディアズ×フランク公開計量
・メレンデス暫定世界戦、対戦相手はホドリゴ・ダム
<ストライクフォース:Shamrock vs Diaz 全試合結果>
第10試合 179ポンド契約/5分3R | ||
×フランク・シャムロック (米国) | 2R3分57秒 TKO 詳細はコチラ | ニック・ディアズ○ (米国) |
第9試合 ストライクフォース世界ライト級暫定王座決定戦/5分5R | ||
○ギルバート・メレンデス (米国) | 2R2分2秒 TKO 詳細はコチラ | ホドリゴ・ダム× (ブラジル) |
第8試合 ミドル級/5分3R | ||
○スコット・スミス (米国) | 3R3分24秒 TKO 詳細はコチラ | ベンジー・ラダック× (米国) |
第7試合 女子フェザー級145ポンド契約/3分3R | ||
○クリス・サイボーグ (ブラジル) | 3R35秒 TKO 詳細はコチラ | 赤野仁美× (日本) |
第6試合 ヘビー級/5分3R | ||
○ブレッド・ロジャース (米国) | 2R30秒 TKO 詳細はコチラ | アボンゴ・フンフェリー× (米国) |
第5試合 ミドル級/5分3R | ||
○ルーク・ロックホールド (米国) | 1R4分7秒 チョーク | バック・メレディス× (米国) |
第4試合 ミドル級/5分3R | ||
○エリック・ロウゾン (米国) | 1R4分54秒 TKO | ウェイロン・ケンネル× (米国) |
第3試合 ミドル級/5分3R | ||
○ラウル・カスティーリョ (米国) | 1R1分45秒 リアネイキドチョーク | ブランドン・マイケルズ× (米国) |
第2試合 ウェルター級/5分3R | ||
○ジェイムス・テリー (米国) | 3R終了 判定 | ザック・ブーシャ× (米国) |
第1試合 バンタム級/3分3R | ||
×ジャレミー・タバレス (米国) | 2R4秒 KO | シンゴ・コハラ○ (米国) |