インテルのガブリエレ・オリアーリ強化担当が“SKY SPORT24”のインタビューに応じ、冬期移籍市場の動向について語った。

 退団が濃厚と報じられているブラジル代表FWアドリアーノ(26)について、オリアーリ強化担当は「我々の意思は、アドリアーノ残留で一致しており、後は彼次第だ。彼が何をするべきかを自覚していると、私は信じている。彼が移籍当時のコンディションを取り戻すことができれば、我々の目標達成の手助けとなるだろう。重要なのはアドリアーノがコンディションを維持することであり、特別なことを始める必要はない。彼が以前に取り組んでいたことを再び試みればいいだけだ」とコメントした。

 一方、インテルが獲得に動くと報じられているジェノアのアルゼンチン人FWディエゴ・ミリート(29)については「チームの基盤は出来上がっており、現状に満足している。ミリートは偉大な選手であり、我々がプレツィオージ会長(ジェノア)にコンタクトを取ったのは事実だが…。2、3年前にミリートの才能を見出し、彼を獲得したことに賛辞を送った。我々は現状に満足しており、1月の補強は考えていない」と明かした。