AKB48(チームB)
 前作「BINGO!」からわずか3週間、8月8日に発表した5作目のシングル「僕の太陽」が8月20日付のオリコン・ランキングで、モーニング娘。誕生10年記念隊やリア・ディゾンらを抑えて初登場6位を記録したAKB48。東京・秋葉原ドンキホーテ8階の「AKB48劇場」で連日ステージを行う“会いに行けるアイドル”が22日、中国・北京に遠征して初の海外ライブを行った。

 中日国交正常化35周年を記念して、中日の第一線で活躍する文化人と中国の学者ら30人が一堂に会する「中日文化人懇談会2007〜オープンカレッジ in 北京〜」に、秋元康(作詞家)や布袋寅泰(ギタリスト)とともに日本のアイドル代表としてAKB48が参加。チームA・K・BのメンバーからなるAKB48の内、チームBの16名が中国・北京を訪れた。

 ライブ前には、北京の象徴である天安門広場を見学。ミニスカートで制服姿のAKB48はすぐに現地の人や観光客に取り囲まれ、写真撮影をせがむ人々で現場は一時騒然となった。中国芸術研究院で行われたライブでは、600名の観客を前に6曲を披露。メンバーそれぞれの自己紹介を中国語で挑戦したり、覚えたばかりの中国語を披露しようとして、逆に観客から「チィーパオ」(チャイナドレスの意味)の発音を教わったりと、日本での公演と変わらず現地の観客との交流を多いに楽しんだ。

 ライブを終えて、メンバーの渡辺麻友は「AKB48として初めての海外、ここ中国でライブをできたことがすっごく嬉しかったです!AKB48の良さを知ってもらえるように一生懸命頑張りました!」と初の海外遠征について語り、平嶋夏海は「中国にも私達みたいなアイドルがいると聞いていて、今日のライブを楽しみにしてました!中国の方にも優しく受け入れてくれて嬉しかったです!今度は中国バージョンの合いの手で考えて来ます!」と早くも次の中国公演に向けての想いを述べた。

 10月31日には、6作目となるシングル「夕陽を見ているか?」を発表。プロデューサーの秋元康氏が、今を生きる女子中高校生たちの蒼く切ない想いを歌詞に綴り、「たとえつらい毎日が続いたとしても、自分らしく生きればいい。」というメッセージが込められた、AKB48初の応援歌になっている。

■演奏曲目
1. 青春ガールズ
2. ビーチサンダル
3. 君が星になるまで
4. 約束よ
5. 転がる石になれ
6. シンデレラは騙されない

AKB48 - アーティスト情報

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