今シーズン開幕前、レアル・マドリーのロナウドの獲得に乗り出したミラン。ガリアーニ副会長自らがマドリッドに乗り込み、カルデロン会長と直接交渉を行ったが、レアル・マドリー側から出された移籍金が高額だったことから、この時点での交渉は決裂した。

 しかし、ベッカムに早々と戦力外通告するなど、チームの若返りが急務とするレアル・マドリーのカペッロ監督は、ロナウドも戦力外としており、その移籍は現実のものとなりそうだ。ベッカムのアメリカのプロリーグ(MLS)、ロサンゼルス・ギャラクシー入団もあり、ロナウドにもアメリカ行きの噂も流れている。

 そんななか、開幕前に獲得を断念したミランは、再びレアル・マドリーに対してロナウド獲得をオファー、レンタル移籍を希望しているようだ。これに対してレアル・マドリーは回答を保留している状況と見られる。ロナウドに関してはミラン、MLSの他、中東やメキシコのクラブも獲得を狙っていると言われ、ベッカムに続いて動向が注目されている。