テレビ東京系で放送中の深夜ドラマ「デザイナー 渋井直人の休日」(毎週木曜 深夜1:00〜)のトークイベントが13日、都内で行われ、主演を務める俳優の光石研、原作者の渋谷直角氏が登壇した。


渋谷氏による原作は、「otona MUSE(オトナミューズ)」(宝島社)にて連載中。52歳で独身のデザイナー・渋井直人(光石)が、次々に現れるヒロインたちに振り回され、玉砕する姿を描く、中年おじさんのちょっぴり切ない悠々自適な物語だ。


原作者の渋谷氏は、光石が演じる渋井について「完全に違和感がまるでない。スムーズに実写になっている」と絶賛。クスッと笑ってしまう渋井の姿に「毎週かわいそうだなって思いながら観ていて笑っています」と語った。


この日、光石は演じる渋井の服装のまま登場。渋谷氏とともにそれぞれのお気に入りのシーンなどについてトークを展開した。渋谷氏は、ヒロイン役に内田理央を迎える収録回の現場に顔を出したことを振り返り、「内田理央さんのかわいさに衝撃受けた。目が見れないんですよ。内田ですって挨拶してくれたけど目を見れなくて、去った後にめっちゃ見るみたいな…」と笑いながら語った。


明日に控えたバレンタインデーにちなみ、光石が3種類のチョコから1番高いプレミアムなチョコを当てるというゲームが行われた。アイマスクをした光石に、渋谷氏がチョコを食べさせる構図に本人たちは「おじさんが、おじさんに…」と照れ笑い。結果は、1番安いチョコを選んでしまい失敗に終わった。光石は「絶対わからない。難しいわ、こんなの。当てる気満々だったのに」と悔しがった。


イベント終了後、駆けつけたファンに光石自らチョコを渡す場面も。ファンと直接交流する経験はあまりない光石だが、「(ドラマを)観ていますとか言ってくれた」とうれしそうだった。