フランス首都パリ郊外の店で販売されるバゲット(2018年7月5日撮影、資料写真)。(c)Christophe ARCHAMBAULT / AFP

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【AFP=時事】フランスの消費者情報誌が、国内で販売されているパンのサンプル検査を行ったところ、その多くから微量の農薬や毒素が検出されたと発表した。

「消費者6000万人」を意味する歴史ある雑誌「スワソント・ミリオン・ド・コンソマトゥール(60 Millions de Consommateurs)」が、街角のパン店で販売されているバゲットやスーパーマーケットの食パンなど、計65個を対象に抜き取り検査を実施した。

 その結果、半分以上のパンから微量の農薬が検出され、10検体からは内分泌系や血液系に作用する「内分泌かく乱物質と特定されている、あるいはその疑いがある」化学物質が検出されたという。

 さらに、カビが産出する毒素で、大量摂取すると嘔吐(おうと)などを引き起こすマイコトキシンも多くの検体から検出された。いずれも法定基準値は超えていなかったものの、手作りパン工房のパン2個を除くすべてのパンに含まれていたという。

 ただ同誌は、今回見つかった人体に害を与える可能性のある物質はほぼどの検体でも、国の規制の範囲を逸脱する量ではなかったと強調している。

【翻訳編集】AFPBB News