意外と知らないファンデのこと。厚化粧や白浮きを避けるポイントは?

写真拡大

 毎日使用しているファンデーション。朝、塗りながら「ファンデってお肌に悪いのでは?」と内心思っていませんか。資生堂ジャパンが2018年6月、全国の女性5,000名を対象に実施したアンケート調査でも、「ファンデは肌に悪い気がする」と思う人は70%にものぼっています。とくに「毛穴が詰まりそう」(66.2%)、「肌呼吸しづらくなりそう」(52.7%)と答えた人が多くいたようです。

 でも、資生堂が行った実験によると、ファンデが毛穴をふさぐ、肌呼吸を止めるというのは嘘だったことが分かったそうです。この結果を知ると、「えっ、そうだったんだ」と意外な感じがしますよね。毎日使っているファンデのこと、そしてメイクのことは、実は知っているようで意外と知らないことも多いのかもしれません。

 ある女性掲示板では、ファンデにまつわるものとして、「厚化粧とメイク美人の違いが分からない」「首の色が顔の色と違い、顔だけ白浮きしてしまう」などの話題が挙がっていました。確かに、厚化粧や顔の白浮きの対処法って、詳しくは分からないかもしれません。

 資生堂特設サイト「ファンデ100問100答」でアドバイスしている、資生堂ヘアメイクアップアーティストの齋藤有希子さんによると、厚化粧や顔の白浮きを回避するポイントは、「(ファンデを)顔全体に均一に塗らず、顔の凹凸や立体感に合わせて塗ること」「顔と首の色味バランスを見て、ファンデの色を選ぶこと」なんだとか。また、首と顔の色の相違については、「『顔と首の肌の色を掛け合わせた中間色』を選ぶと理想的なトーンにマッチする」のだそうですよ。

 ファンデの特徴や扱い方について、日頃から感じている素朴な疑問を調べてみると、毎日のメイクがワンランクアップするかもしれませんね。ぜひ実践してみましょう!