au向けスタンダードスマホ「AQUOS sense SHV40」に新色レッドが登場!

既報通り、KDDIおよび沖縄セルラー電話が携帯電話サービス「au(エーユー)」向け「2018年夏モデル」を発表し、アスペクト比9:16の約5.0インチフルHD(1080×1920ドット)IGZO液晶を搭載したAndroid採用スタンダードスマートフォン(スマホ)「AQUOS sense(型番:SHV40)」(シャープ製)に新色「ノーブルレッド」を追加します。

AQUOS senceは比較的廉価なエントリー〜スタンダードクラスのスマホとして2017年11月に発売されて以来一躍大ヒットとなり、シャープの「AQUOS」ブランドやシャープ復活の象徴とも言えるような製品です。

必要十分な性能を使いやすいデザインに収めたバランスの良さが最大の特徴で、au向けのみならずNTTドコモや仮想移動体通信事業者(MVNO)向けとしても好評を博し、さらにはカメラや指紋認証機能を削除した法人向けのバリエーションなども作られるなど異例の人気ぶりとなっています。

今回追加される新色は6月中旬以降からの発売が予定されており、発表会場に併設されたタッチ&トライコーナーではその試作機が展示公開されていましたので写真とともにご紹介します。


鮮烈な印象を与えるノーブルレッドカラー


■印象をガラッと変える鮮やかなノーブルレッド
本機は本体カラーのみの追加で既存カラーとの性能や機能面での変更はありません。ディスプレイには色鮮やかで省電力性に優れた約5.0インチフルHDのIGZO液晶を採用し、色再現力に長けた「リッチカラーテクノロジーモバイル」や既存のコンテンツも擬似的にHDR化する「バーチャルHDR」など表示品質にこだわった設計が特徴の1つです。

またチップセット(SoC)にはQualcomm製オクタコアCPU「MSM8937(Snapdragon 430)」(1.4GHz×4コア+1.1GHz×4コア)を採用、内蔵メモリー(RAM)は3GB、内蔵ストレージは32GBとなっており、スペック的には昨年秋頃のベーシックな製品そのものですが、一般的な利用においては十分な快適さを得られるスペックです。


最近のブームである18:9のような縦長ディスプレイではない



筐体は樹脂製でマット塗装になっており指紋などが目立たず使いやすい


これまで同機種では淡い色合いのカラーが多く使われており、au向けとしてもシルキーホワイトやオパールグリーン、ミスティピンクといったパステル調でしたが、今回追加されたノーブルレッドは非常にビビッドなカラーとなっており、柔らかな雰囲気だったこれまでの同機種のイメージを変える印象があります。


筐体カラーで製品のイメージは大きく変わる


ディスプレイ面下部に配置された指紋認証センサーの使いやすさはそのままで、テーブルに置いたままでも端末のロック解除などが簡単に行える点は本機の便利な点でしょう。また濡れた手でも操作が行えるのも利用シーンを選ばない使いやすさにつながっています。


指紋認証センサーのカラーはダークグレー。画面が消えた状態からでもロック解除できる


カメラは前面にあるフロントカメラが約500万画素CMOS、背面にあるリアカメラが約1310万画素CMOSとスタンダードモデルらしいスペック。バッテリーは比較的余裕のある2700mAhとなっており、IGZO液晶の省電力性と合わせて長時間駆動を実現しています。

またAQUOSシリーズと言えば、エモパーの存在も忘れてはいけません。AIアシスタントがニュースや天気予報などを読み上げてくれるほか、スケジュールを参照して自動でお知らせしてくれたり次にやるべきことを提案してくれるなど、使うほどに便利さを実感できる仕様となっている点がAQUOSシリーズを使い続ける理由の1つにもなりつつあります。


アウトカメラ周囲のデザインも非常にシンプル


販売価格(税込)は従来通りで本体代金32,400円(分割1,350円/月×24回)で毎月割675円/月×24回(総額16,200円)の実質負担額16,200円(分割675円/月×24回)からの予定とのことで、ロングランヒットを続ける端末として今年の夏も大いにスマホ市場を盛り上げてくれそうです。



記事執筆:秋吉 健


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