渡辺謙

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「『西郷どん』の撮影が終わり、渡英してから何らかのコメントを出す予定だそうです」

 昨年3月に週刊誌で不倫を報じられた渡辺謙だが、別居中で離婚協議中だった妻・南果歩とついに決着がついた、とマスコミ関係者の間でささやかれている。

 渡辺は6月にブロードウェイミュージカル『王様と私』のロンドン公演も控えているため、島津斉彬役で出演中のNHK大河ドラマ『西郷どん』の撮影終了後、イギリスへ向かう。

「2015年にはミュージカル界最高の栄誉であるトニー賞の主演男優賞にノミネートされ、謙さんにとってはライフワークともいえる作品です。

 それを今度はミュージカルの聖地・ロンドン・ウエストエンドで上演するわけですから、謙さんもいろいろな問題をスッキリさせて臨みたいという気持ちなのでしょう」(芸能関係者)

「5月初めからロンドンでリハーサルが始まりますから、4月中には渡英する予定」(スポーツ紙記者)というが、4月20日、渡辺の姿は阪神甲子園球場にあった。

 熱狂的な阪神ファンで知られる渡辺は、日本にいる時は時間の許す限り甲子園に通い、時には阪神のキャンプにまで足を運ぶほどだ。20日は対巨人戦。阪神の先発は藤浪晋太郎投手だったが、5回9安打6失点でマウンドを降りた。

「いつもなら最後まで観戦するのですが、藤浪投手が交代すると姿が見えませんでしたね……」(スポーツ紙記者)

 この日の阪神は6-11と大敗。復調へのきっかけをつかめない藤浪投手を見るのが辛かったのか、渡辺も早々に切り上げたという。

「大河ドラマの撮影も終わり、渡英前の息抜きだったようです。ロンドンへ行く前に、思いっきり応援したかったのでしょうね」(前出・同)

 ロンドン公演には、大沢たかおも参戦し、渡辺と共に聖地デビューを果たす。22日放送の『西郷どん』15話は「殿の死」。斉彬の急死と同時に、渡辺もロンドンへ旅経つ?

<取材・文/小窪誠子>