ベンチの前から檄を飛ばすガットゥーゾ監督 photo/Getty Images

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4日に今季3度目のミラノダービーが開催され、ACミランとインテルがサン・シーロで対戦した(延期されていたセリエA第27節)。両チームともに1度ずつゴールネットを揺らすが、オフサイドの判定でノーゴール。試合は、スコアレスのまま終了のホイッスルを迎えている。

ダービーの手痛いドローで、チャンピオンズリーグ出場圏内にいる4位インテルのと勝ち点差を、縮めることができなかった6位ミラン(両者の勝ち点差は8ポイント)。伊『PREMIUM SPORT』のインタビューに応じたジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、まずミラノダービーを「インテルは我々をより苦しめたと思う。我々は多くのミスを犯してしまったが、ポイントを獲得できたことに関しては満足しているよ。ただ、我々はクオリティ面で、もっと良くしていかなければならない。貴重なポイントを獲得できたが、負ける危険性もあったからね」」と振り返った。

そして、因縁のライバルであるインテルを「彼らはここ数週間、いつくか戦術を変更した。それらのメカニズムを駆使すれば、今ではどんな相手も苦しめることができるだろう」と称賛しつつ「まだCLに出場することができるかって? 希望がある限り我々は戦い続けるつもりさ」と述べている。

残り8節と、今季のセリエAも佳境を迎えている。今年に入り猛追も見せてきたミランだが、ここにきてユヴェントスとインテルに足止めをくらった。はたして、同クラブは目標とするチャンピオンズリーグの出場権を逆転で手にすることができるのか。