Adobe、ナノマシン配合でボディの修正をリアルで行う「#飲むPhotoshop」を発表
「#飲むPhotoshop」
Adobeは、最新レタッチ技術として「#飲むPhotoshop」を発表した。
本製品は、世界初のAdobe Sensei搭載ナノマシンを配合し、次世代のリアルレタッチ技術を採用した全く新しいPhotoshop。
これまでは、Photoshopを起動し、様々なツールを駆使して画像編集を行っていたのが、誰でも簡単に理想の身体にレタッチできるという。
早速、Adobeから新製品が届けられ、ライターがその効果を試してみることとなった。
「#飲むPhotoshop」は粉末状だった
しかし、デザイン業界ではPhotoshopなしでは生きられないデザイナーも多く、MdNでもさんざんお世話になっているので、実際に飲んで試してみることに。
水を入れて振ってみると…
綺麗な青色の液体が出来上がった。この中にナノマシンがうようよしているのか…
さて、できあがったまるでプロテインのような液体を飲んでみる。
しかし、カラダにまったく変化は訪れなかった。
筆者の理想は、だらしないお腹をひっこませて引き締まったカラダを手に入れること。Photoshopの画面上では、ぽっこり出たお腹を6パックにして、全身を筋肉質にしてみたいと願ったが、当然変化はなかった。
とりあえず、この最新技術は私には合わなかったようだと、仕事にとりかかり、ひと段落ついたところで日課の散歩にでかけた。
桜は満開だ
近所の公園についた所、ちょうど桜は満開の様子。ピンクの可愛らしい花を愛でていると、身体に異変が起こった。
まず、大胸筋がピクピクと動き出し、さらに上腕二頭筋もムキッとふくらみ、身体は2倍ほどに膨らみ、春になって薄着だった服は無残にも引きちぎれてしまった。
まさか自分がリアル北斗の拳をやってしまうとは思わず、茫然自失となったが、とりあえず、通りがかりの人に記念写真を撮ってもらった。よく通報されなかったと思う。
Photoshopの力で桜も舞う
あと、謎のレタッチ力が働きダンベルも現れたので、とりあえず持ち上げておいた。
この撮影は犬の散歩をしている人にお願いした、犬は怯えていた。
謎のレタッチ力はジーンズをなんかのトレーニングパンツに変えてしまった、サービス良すぎなAdobeの広報さん
まだ、4月1日にもなっていないのに、なにを書いているのだろうと我に返り、なんとなく「飲むPhotoshop」と検索してみた。
トップヒットだったのは「料理写真をさらに美味しく見せる方法：温かいドリンク編」というもので、「Photoshopを飲みます」などという不思議ちゃんのようなことは言っていない、Adobeの真面目な記事だった。
筆者はとりあえず寝ることにした。
起きて4月1日、もう一度「#飲むPhotoshop」と検索してみると、出るわ出るわ、各社の最新Adobe製品のレビュー記事。
どの会社の編集さんやライターさんがムキムキになっており、ある人はクマをも恐れぬボディに、またある人は桜咲く公園で上半身裸をさらしていて、ツヤッツヤの大胸筋はまさに「キレてる」状態。
結局わかったのはGoogleってすぐに反映されるんだなってこととと、「Photoshopすげえ」ってこと。筆者は画像のレタッチを全くしないので、Photoshopに触ったことが殆どないのだが、とりあえず、「料理写真をさらに美味しく見せる方法：温かいドリンク編」を見て、Photoshopの無償体験版で練習をしてみようと思ったのだった。
アドビ 2018年のエイプリルフール企画
URL:http://blogs.adobe.com/creativestation/aprilfools_2018
2018/04/01
