NHKEテレ、“教育テレビ”として最もダメなミスをやらかしていた夜!

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 2016年10月にスタートし、現在シーズン2が放送中の異色人形劇トークバラエティ番組「ねほりんぱほりん」(NHKEテレ)。モグラの人形2体が聞き手となり(声優はお笑いコンビ・南海キャンディーズ山里亮太とYOU)、ワケあり素人ゲストに下世話な話を根掘り葉掘り聞く“攻めた”番組だ。

 これまでは「元薬物中毒患者」や「少年院に入っていた人」などをゲストに招き、山里とYOUは「誰でも受け入れ、諭すところはきちんと諭す」という姿勢はキープしつつ、硬軟バランスの取れたトークを展開し、足りない部分はテロップやスーパーで補うという手法を取っていたのだが、2月14日放送「ホストに貢ぐ女・後編」で、それが崩れてしまった。何と「我に返る」と書くべきスーパーが「我に帰る」と初歩的な誤字のままで放送されたのだ。

「教育番組を制作しているEテレがいちばんやってはいけないことではないでしょうか。確かに『ねほりんぱほりん』は攻めたおもしろさが光る番組ですが、守るべきところは守らないと。制作スタッフは複数いるはずなのに、誰も気づく人がいなかったことが驚きです。この日の放送のラストでは、酔って帰宅した晩にテレビをつけると、ちょうどこの番組が放送されていたというYOUが『おもしろいな、この番組って思って見てて、途中で自分が出てる番組だって気づいて恥ずかしかった』と番組を自画自賛するエピソードも紹介されていましたが、受信料で番組を制作しているんですから、そんなエピソードを拾うより誤字をチェックしろ、と思いましたね」(民放バラエティ番組制作スタッフ)

 天下のNHK、しかもかつて「教育テレビ」と呼ばれたEテレだけに、誤字には細心の注意を払ってほしいものだ。