ケディラ弟、W杯出場の誘いを拒否!そのワケが男らしいぞ

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『Stuttgarter Nachrichten』は7日、「アウクスブルクに所属しているMFラニ・ケディラは、チュニジア代表入りを拒否した」と報じた。

ラニ・ケディラは1994年生まれの24歳。ユヴェントスに所属しているドイツ代表MFサミ・ケディラの弟にあたる選手だ。

兄と同じくシュトゥットガルトの下部組織で育成され、その後RBライプツィヒでプレー。

今季からアウクスブルクへと移籍し、ここまで17試合に出場するなど主力として戦ってきた。

彼はドイツ人の母親とチュニジア人の父親を持つハーフであり、まだドイツ代表のキャップは保有していない。

そこで、夏に行われるワールドカップに出場するチュニジア代表が再び彼の引き入れに動いたそうだ。

しかし、どうやらラニ・ケディラはその誘いを拒否したという。理由については次のように語っているとのこと。

ラニ・ケディラ

「僕はこれがフェアであるとは思わないんだ。この2年間、ワールドカップに出場するために全身全霊を捧げてきた選手たちから、ポジションを奪うことはね。

僕はドイツで生まれ育ったし、ドイツ語しか話せない。僕の試合はコミュニケーションが重要だ。チームを助けることも出来ないよ。

これは長いプロセスだったよ。父親は誇り高いチュニジア人だからね。

僕はドイツ、チュニジアの両国を心から愛しているし、うまくやってくれることを願っている。しかし、これは正しい選択だよ」