マウ選ばれず フランスのノア監督決断[デビスカップ]

写真拡大

フランスの監督であるヤニック・ノアが驚くべきことに、今週末の「デビスカップ」での対ベルギー戦を前に、ニコラ・マウ(フランス)をチームから外した。

フランスを二度の優勝へと導いているノアは、木曜日のドローで、4人からなる自チームに、マウの代わりにリシャール・ガスケ(フランス)を加えた。

マウはジュリアン・ベネトー(フランス)とのまるまる1週間にわたるトレーニングの後に、ダブルスでプレーすると思われていたが、ベネトーともども選手には選ばれなかった格好だ。

金曜日には、ベルギー1位のダビド・ゴファンとルカ・プイユ(フランス)との試合で火蓋が切って落とされ、続いてフランス1位のジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)がスティーブ・ダルシー(ベルギー)と戦う。

ガスケとピエール ユーグ・エルベール(フランス)は土曜日にダブルスでの、ルーベン・ベメルマンス(ベルギー)とヨリス・デ ルール(ベルギー)との試合が予定されている。

監督たちは試合の1時間前までは、出場選手を変更することができる。

フランスはいままでに9度の優勝を成し遂げているが、決勝戦に進出した最近3回の2002、2010、2014年は、いずれも敗退している。

フランスが優勝すれば、2001年以来のタイトル獲得となる一方で、ベルギーは、最近3年で2度目の決勝進出であり、優勝すれば初の優勝となる。

(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は先日の「ATPファイナルズ」準優勝のゴファンと戦うプイユ
(AP Photo/Michel Spingler)