【秘密】大人気漫画「進撃の巨人」の極秘情報が今明かされる! 衝撃の噂と秘密7連発

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「進撃の巨人」は別冊少年マガジンで連載中の諫山創先生による漫画作品。2009年から連載がスタートしましたが、作り込まれたストーリーが人気を博し、アニメ化や実写映画化、ゲーム化もされた超人気作品だと言えるでしょう。

進撃の巨人の秘密を大発表!



今回はそんな進撃の巨人にまつわるエピソードや裏設定、噂や知られざる秘密などを厳選してお届けします。大人も子供も夢中になる進撃の巨人のディープな世界にどうぞ触れてみてください!

1. デビュー前から作られていた作品

進撃の巨人の作者・諫山先生は2006年に進撃の巨人を講談社のマガジングランプリに投稿して佳作を受賞し、漫画家としての道のりを歩み始めました。その後に別の読切作品で漫画家デビューを果たしますが、連載デビューに選ばれたのは初めて賞を受賞した作品である進撃の巨人だったのです。

ちなみに進撃の巨人は週刊少年ジャンプに持ち込んだものの断られてしまったことがあるそうです。



2. 編集部からの規制はほとんどない

進撃の巨人には裸の巨人が人間を食い散らかしたり、今までの少年漫画では考えられないほどに残酷な描写が多くなっています。第2話では主人公の母親がいきなり巨人に捕食されてしまったり、腕や首が損壊してしまったり、よくこんな描写をしても規制されないなと思えますよね。

実は編集部から作者に注意があったのは「人体の断面を描くな」と言う程度。少年漫画と言えど、残酷な描写が進撃の巨人には必要不可欠だと判断されたのでしょう。

3. 実在の格闘家が巨人のモデル

作者の諫山先生は大の格闘技好きで、2002年にアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ対ボブ・サップの試合を見て以来、格闘技観戦が趣味になったそうです。格闘技マニアっぷりは作品の中にも見受けられ、巨人の描写は格闘家をモデルにすることが多いのだとか。

例えば、主人公のエレンが巨人に変身した姿や、闘う時のサウスポースタイルは日本人格闘家の岡見勇信さんがモデルだとされています。

実際の映像を見てみると、確かに筋肉のつき方や相手へのパンチへの出し方などが岡見選手とそっくり。また、ライナーの鎧の巨人は、胸襟を小さくしたブロック・レスナーをイメージしているそうです。またブログで公開された設定画にはアリスター・オーフレイム、ヴァンダレイ・シウバなどの名前も書かれていました。

4. エレンの寿命はあと4年?

エレンをはじめ、巨人の力を継承した者は始祖ユミルの呪いにより、継承してから13年しか生きられないことが22巻で明らかになりました。そしてエレンは845年に父グリシャから「進撃の巨人」と「始祖の巨人」を同時に継承していて、その後23巻では854年になっているため、すでに9年の月日が流れていることになります。

つまり計算するとエレンには寿命が4年しか残っていないことになります。巨人に変身した後に鼻血を出すエレンの姿が描かれたことがありましたが、変身の疲れではなく少しずつ寿命が近づいているからだったのかもしれません。またエレン以外にも、「超大型巨人」の力を引き継いだアルミンも残りの寿命が決まってしまっています。



5. アルミンのモデルは昔の作者

アルミンには諫山先生の地元の友人から受けた影響が強く反映されているそうです。その友達とは小学校の頃から遊んでいる関係で「今は子供で欲しいおもちゃは手に入らないけど、大人になって金を自由に使えるようになったら、全部買って手に入れよう」と話していたのだとか。

諌山先生は大人になるにつれてその思いは薄れてしまいましたが、その友人は大人になっても当時の純粋な感受性を失わずにいるそうです。

諌山先生は純粋なままでいる友人に比べ、自分が変わってしまったことに対して後ろめたく感じると同時に、その友人のことがとてもうらやましく感じているのだとか。

そして失ってしまった「あの頃の自分」を無意識のうちに投影したのがアルミンなのではないかと、諫山先生自身が考察しています。

6. エレンが父親を食べる設定は最初から決まっていた

エレンが自身の父親グリシャを食べてしまったことを知るのは第62話でのことですが、実はこの設定は連載開始前から決まっていました。連載スタート前の編集会議で提出された4話分ほどのネーム原稿で、エレンが「父さんは俺が食っちゃったってさ」と語るシーンが描かれていたのです。

この設定は活かすことになりましたが、長期連載に備えて明かすのはもっと後にしようと言うことに決定。エレンはもともと自分が巨人になった理由を理解していたという設定が、何も知らないという設定に変更されたのです。

7. 巨人は実在しない

あまりにもリアルなストーリーが描かれている進撃の巨人。リアルすぎるため「巨人は実在するのでは」「かつて地球上に巨人が存在した」と考えている方も多いかと思いますが、巨人は実在しません。紛らわしいのは舞台が700年〜800年代の具体的な数字が出てくる点。

その頃に巨人が実在したと勘違いしてしまいやすいですよね。年号が西暦であれば、その頃の日本は奈良時代・平安時代であり、奈良の大仏が造られた時代。巨人と大仏を勘違いしやすいのも紛らわしいポイントですね。



これであなたも進撃の巨人博士!



進撃の巨人の世界観に映画やアニメからハマったと言う方は、ぜひ漫画の方もチェックしてみてください。物語はさらに進み、さまざまな伏線が絡み合ってますます見逃せない展開になってきていますよ!

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/