ロッテ・伊東勤監督【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】

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借金33の最下位と低迷、来季について明言は避ける「時期については決まってない」

 来季監督6年目に突入するか、去就が注目されるロッテ伊東監督は、12日「(来季に関し)何もないです。この成績を皆さんでどう判断されるか」と述べるにとどまった。

 借金33(11日現在)で、5位日本ハムに1ゲーム差の最下位に低迷。CS進出は絶望的な状況で、伊東監督は「責任」という言葉を何度か漏らしている。林球団本部長は「新外国人選手に期待ができず、他の(日本人)選手も、昨年までの(ような)パフォーマンスをあげられなかった。(低迷の)きっかけは、色々なところに、理由がある。この1年だけではない。伊東監督の手腕については、高く評価している」と語り、昨年までの4シーズンでCSに3度進出した信頼感は変わっていない。

 しかし、「(来季の監督人事に関し)方針や、(決める)時期については決まっていない。(フロントとして)こちらで決めて、最終的には重光オーナー代行の判断になる」と、来季の去就についての明言は避けた。(細野能功 / Yoshinori Hosono)