捨てる神あれば拾う神あり、とはまさにこのことでしょうか。SamsungがGalaxy Note 7から157トンに及ぶレアメタルを回収していることが明らかになりました。Note 7は、バッテリーが発火する事件が相次ぎ、200万台以上の全端末がリコール対象となりました。

多くはNote FEに転用か

Samsungが18日に公式サイトで公開した内容によると、SamsungがGalaxy Note 7から回収したレアメタルは、金や銀、コバルト、銅などの計157トンに及ぶそうです。また他にも、有機EL(OLED)ディスプレイのモジュール、メモリ、カメラモジュールなどが回収され、再利用されるとのことです。
 
すでにGalaxy Note 7は、バッテリーを3,500mAhから3,200mAhに換え、Samsung開発の音声アシスタントBixbyにも部分的に対応する形で、装いを新たにGalaxy Note FE(FEはfan Editionの略)として展開されています。このことから、Note 7で回収された部品の多くが、このNote FEに充てられたとみるのが自然でしょう。

逆境をバネにして環境保護をアピール

回収したスマートフォンを分解して再利用するという試み自体は珍しいものではなく、Appleも分解ロボット「Liam」を用いて環境保護に取り組んでいることをアピールした動画を最近公開したばかりです。
 
ただし、iPhoneと違って、未曾有の大惨事を起こしたGalaxy Note 7は、できることなら消費者の記憶から消し去りたいはず。それだけに、あえてNote 8リリース前にNote 7について言及してきた点においては、問題に正面から向き合ったSamsungの姿勢を評価すべきでしょう。
 
 
Source:Samsung(Google翻訳) via TechCrunch
(kihachi)