大井川鐵道を走るSL列車「きかんしゃトーマス号」などの運転概要が発表されました。

「トーマス号」「ジェームス号」「バスのバーティー」のべ76日間運転

 大井川鐵道(静岡県島田市)は2017年3月13日(月)、SL列車「きかんしゃトーマス号」などの運転概要を発表しました。

 イギリスの牧師ウィルバート・オードリー原作の『汽車のえほん』をルーツとするテレビシリーズ『きかんしゃトーマス』。そのキャラクターの意匠が、実際の蒸気機関車であるC11形227号機に施され、2014年から大井川鐵道で「トーマス号」として運行されています。2015年にはC56形44号機を改装した「ジェームス」が、2016年にはバスを改装した「バスのバーティー」が加わるなど、キャラクターが増やされてきました。

「バスのバーティー」と並走する「きかんしゃトーマス号」(画像:大井川鐵道)。

 今年の運行期間は6月17日(土)から10月9日(月・祝)まで。土休日を中心にのべ76日間です。「トーマス号」が65日間、計130本、「ジェームス号」が25日間、計50本、運行されます。区間は新金谷〜千頭間37.2km。片道の乗車料金は記念グッズ付きで大人3000円、子供1500円です。

 チケットは「ローソンチケット」での抽選エントリー方式や、一部の旅行会社にてツアー形式で販売。直近では、3月15日(水)正午から「ローソンチケット」で、往復特別乗車チケットのエントリー受付が開始されます。料金は「きかんしゃトーマスフェア」の入場券が付いて大人6500円、子供3000円です。

チケットの発売は?

「バスのバーティー」は同期間に計152本を運転。片道はバス、もう片道は「トーマス号」または「ジェームス号」に乗るツアーで販売されます。料金は大人7200円、子供5700円、0歳児500円です。

 申し込みは大井川鐵道のウェブサイトから。受付開始は4月28日(金)です。申し込み多数の場合は抽選が行われます。

 なお、「トーマス号」または「ジェームス号」の運行日には、千頭駅(静岡県川根本町)で「きかんしゃトーマスフェア」が開催されます。入場料は小学生以上500円です。「ラスティーの遊覧運転」や転車台の見学などが企画されています。

【写真】茶畑沿いを走る「ジェームス号」

茶畑沿いを走る「きかんしゃジェームス号」(画像:大井川鐵道)。