中国では野球はかなりマイナーなスポーツで、ルールも知らないという人が大半を占めているが、中国メディアの報じ方からもそれがうかがえる。資料写真。

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10日にWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の1次ラウンド最終戦で、侍ジャパンは中国と対戦する。中国では野球はかなりマイナーなスポーツで、ルールも知らないという人が大半を占めているが、中国メディアの報じ方からもそれがうかがえる。

捜狐体育が10日付で掲載した記事は、「サッカー中国代表よりも恥ずかしい!」と題され、中国が今大会でキューバに0−6、豪州に0−11で敗れたことや、大会前に行われた練習試合で西武ライオンズに0−5で敗れたことについて、「サッカーのW杯(ワールドカップ)予選でも苦戦続きだが、韓国を相手に少なくともそれほど点差は付けられない」「(これまでの結果から)次(日本戦)は一体何点取られるのか」などと伝えている。

先日、札幌で行われた冬季アジア大会のアイスホッケーでも、一部の中国メディアは男女の試合のスコアを合計して「1−20(男子は0−14、女子は1−6)」などと伝えた。もちろん、スポーツでは実力差が点差に現れることが往々にしてあるが、中国メディアは点差にこだわる傾向があるようだ。

また、記事では野球の中国代表が勝てない原因についても言及。「本質的にはやはり野球が中国で広まっていないことだろう。サッカーやバスケットボールでは、観客は詳しくなくても誰がゴールしたかくらいはわかる。しかし野球は違う。初めて見ると、バットを振り回したりなんだりで、何のことだかまったくわからない。負けても一般人にはわからない」とし、上述のアイスホッケーの件にも触れたうえで、「国が重視しておらず、技術面以外に管理者がいないことが失敗の重要な要素になっている」と指摘している。(翻訳・編集/北田)