より良い第一印象のために欠かせない毎日のシャンプーですが、ついついやってしまっているNG行動も多いようです。髪の専門家である美容師に取材しました。

 髪型はその人の第一印象を決める大きな要素の一つ。だからこそ、日々のシャンプーは抜かりなくしたいところですが、そうとは知らずにやってしまっているNG行動も多いようです。東京・銀座の美容室「Shell Bear」の西谷麻美子店長に取材しました。

熱いお湯で髪は硬くなる

1.熱いお湯で洗う

 髪の成分の8割を占めるたんぱく質は卵と同じように、温めると硬くなる性質を持っています。そのため熱いお湯で洗うと、髪は硬くなってパサついてしまったり、トリートメントのノリが悪くなったりするそう。お湯は39〜41度のぬるま湯で。熱湯だと頭皮が硬くなったり、抜け毛の原因になったりもします。

2.トリートメントを根元からつける

 トリートメントをつけることで髪はしっとりと仕上がりますが、根元からつけてしまうと全体的にペタンとした仕上がりになってしまい、ボリュームが出にくくなることがあります。トリートメントは毛先から始め、特に女性の場合は、根元を約5センチ残すようにします。

3.髪を濡らしてすぐに洗う

 急いでいる時などには、シャワーを頭に当てたらすぐに洗い始めてしまいがちですが、これもNG。髪や頭皮についた汚れは2〜3分間すすぎましょう。しっかりと洗い流した上でシャンプーを始めたほうがトリートメントの乗りが良くなり、ふわっと仕上がります。

(オトナンサー編集部)