日常生活のあるある現象を表す用語は結構多い。心理学の学術用語が多いのだが、それらを次々と出しては説明していくスポットがコミュニティアプリ「アンサー」に立ち、話題に花が咲いた。

やりとりを通じて「その現象ってそういう名前なのか!」と盛り上がったが、スポット主は受験勉強の真っ最中だったとか......。

「禁止されると、かえって余計にその行為をやってみたくなる」のは...

スポットは「試験前になるとなぜか掃除や読書に没頭したくなる」という現象が「獲得的セルフ・ハンディキャッピング」という自分が失敗した場合に、「(部屋の片付けをしていて)勉強できなかったから仕方ない」とするための行動を指す社会心理学用語であるという話題から始まる。

画像はイメージです(Kathryn Hileさん撮影、Flickrより)

彼らはその後も「禁止されると、かえって余計にその行為をやってみたくなる心理」の「カリギュラ効果」というマイナーなものから「実際に効果のない薬や治療法が思い込みによって効力を持ってしまう」ことを指す「プラシーボ効果」というメジャーなものまで次々とあげていく。こういうスポットにありがちだが後半に進むにつれて「光くしゃみ反射」のような雑なものも増えていく。あんた受験勉強の途中じゃなかったのか......。

「杏マナー」という言葉を並べると?

スポットも後半に入ってくるとマンネリ化してくる。そこでスポット主はクイズ形式にするといって「ラバー・ペンシル・イリュージョン」とは何か質問するが、「鉛筆を振るとウニョウニョするやつ」と即答されてしまう。全く盛り上がらず、中二病的な「幻想振動症候群(ファントム・ヴァイブレイション・シンドローム)」(バイブが震えてないのに勘違いすること)や「図形や文字が実際には傾いていないのに、全体としては右下がり(または左下がり)に見える現象のこと」である「ポップル錯視」の例に意味不明の「杏マナー」の羅列が出てくるなどもう手がつけられない状態に。

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確かに斜めに見えるけど......。

最終的にはネタ切れで、「受験勉強しなければいけないのに「獲得的セルフ・ハンディキャッピング」をしてしまいました」と言い残してスポットは幕を下ろした。うまいことを言ったつもりなんだろうが......。こちらは勉強になったけれども、彼は受験に受かることができたのだろうか。頭がよくなった気になって「プラシーボ効果」で成功していてほしいものである。(ライター:ファエマ)