セリエA最初の2試合で4ゴールを挙げ、得点王争いトップに立つエデルが、イタリア代表のキャンプ地で会見した。「代表のことしか話さないよ」と話したエデルは、次のように述べている。

「サンプドリア残留に満足しているか? 答えない。代表が終わったら話すよ。インテル移籍が実現しなかったことは残念? 代表が終わったら話すよ。昨日も集中を保つのが難しかったということだけ言っておく。練習していた2時間を除いて、僕はずっと電話に張りついていた。ナーバスになっていたよ。それからクラブと話して決めた」

「マーケットで大きかった補強? (エディン・)ジェコと(マリオ・)マンジュキッチだね。でも、良いマーケットだったんじゃないかな。ハイレベルな選手たちが加わった。(ロベルト・)ソリアーノ? 僕らは3年前から一緒だ。彼が移籍していたら、残念に思っていただろう。だから、彼の残留に満足している」

エデルはワルテル・ゼンガ監督との裏話も明かしている。

「日曜の試合後、監督から『2点決めろと言ったけど、私が間違っていた。3点決めろと言うべきだったよ。そうしたら決めてくれていただろうからな』と言われたよ。でも、こうやってゴールを決めていることはそれほどの意味じゃない。昨季は初得点を挙げたのが第10節だったけど、いずれにしても良いリーグ戦になったしね」

イタリア代表については、次のように述べている。

「自分が先発かどうかは分からないけど、僕は自分が100%イタリア人だと感じている。17歳のときにここに来て、エンポリのユースに入った。イタリア代表のユニフォームのために全力を尽くすよ。それが僕にできる最低限のことだ。もちろん、常に試合に出ればフィジカルの調子は良くなる。この代表は多くの目標を持てるはずだ。若いチームだけど、真剣に仕事をしている」

「(アントニオ・)カッサーノ? モチベーションがあるようだし、サンプ復帰に満足しているようだ。もうすぐ彼の調子も万全になるだろう。ただ、代表のことは話していないよ」