パンツ一丁のイケメンドラマー率いる「モーモールルギャバン」が今度こそ本気を出す
本日は8月2日……そう、パンツの日 である。
音楽のあふれる街、東京。
この街を舞台に、パンツ一丁で、音楽と真剣に向き合う熱い男がいた。
3ピースバンド「モーモールルギャバン」ドラマー兼ヴォーカリスト「ゲイリー・ビッチェ」
「イケメンドラマー」を自称する彼の、熱く、ギリギリなパフォーマンスは、初めて見た人の目を引きつけて離さない。
実際、『パンツ一丁でドラムを叩きながら歌う』というその風変わりなスタイルだけでも、じゅうぶん目が釘づけになる要素だと思うが、彼の魅力はそれだけではない。
彼の率いるロックバンド「モーモールルギャバン」
そのライブに訪れた人は、2度、驚くことになるという。
本日はその魅力を少し、ご紹介しようと思う。
「J-POPの限界」に挑戦する北欧の風になりきれなかった人たち
まず、ステージに立つ彼らは、少し不思議な編成となっている。ロックバンドで一般的なポジション「ギター」がいない。
「ドラム&ヴォーカル」のゲイリー・ビッチェ、「キーボード&ヴォーカル&銅鑼(どら)」のユコ=カティ、「ベース」のT-マルガリータ、以上の3名で構成されている。
その不思議な組み合わせから、一体どのようなメロディーが生み出されるのか? インパクトあるビジュアルだからといって色眼鏡をかけていると、すぐに足元をすくわれることになるだろう。
ヴォーカルがMVでもやっぱりパンイチだとか、そもそもこれはどんなシチュエーションだよとか、キーボードの女性が美人でかわいいんだけどとか、ベースの人も負けず劣らずファンキーな格好だよなあとか、ていうかこの音、迫力あるけどたった3人で出すの? とか、そんな細かいことなどどうでもよくなってくるほど、そのメロディーはキャッチーでポップ。
女優の橋本愛さんが出演していることでも話題になったMV『ハイヒールブルース』では、メンバーたちのはじけんばかりの笑顔がまぶしい。こちらも、聴けば聴くほどくせになるメロディーに中毒者があとをたたないと言う。
彼らはそんな自分たちの音楽を「J-POPの限界」としている。言われてはじめて気づいた人も多いのではないだろうか。そう、これは「J-POP」なのだ。
元々「北欧の風みたいなさわやかなバンドになりたかった」という、ゲイリー・ビッチェ。その音楽に面影を残しつつ、今では 北斗の拳のような情熱とスタイル をもって、今日も彼は歌い続けている。
会場全体に響きわたる『○○○』コール
もう一つの驚くところ。その時間は、人気楽曲『サイケな恋人』の途中に現れる。
曲の途中で、メンバーがコールを促す。ここまではよくある「コール&レスポンス」というやつだ。
すると、会場中、待っていましたと言わんばかりに大きな声で叫びはじめる。
「パンティー」
と。
もう一度言おう。
「パンティー」
と。
年頃のお嬢さんなら、口に出すのさえためらわれるのではないかというセクハラギリギリの単語だが、あまりにも皆、楽しそうに叫ぶので、そんな細かいことなどどうでもよくなってくる。
その光景は、本人でさえ予想外であったという。
「男性ファンばかりなのか?」と思いきや、意外なほど、そんなことはない。ファンの中には、年齢性別問わずさまざまな人がいるため、もちろん、うら若き乙女たちも少なくはない。
きれいなお嬢さん方が、何度も何度も「パンティー」と叫ぶその姿は、はっきり言って異様だ。
一歩間違えると、あぶない集団に見えなくもない。
しかし、とにかく皆、すがすがしくすてきな笑顔全開で叫ぶので、そんな細かいことなどどうでもよくなってくる。
日常にはびこる「小さなこと」をすべて吹き飛ばしてくれる究極のデトックス・エンターテインメント。それが「モーモールルギャバン」の音楽なのかもしれない。
絶望からはいあがってきた勢いは止まらない
そんな、彼らの音楽活動は、決して順風満帆というわけではなかった。
人気のさなか、2014年5月に 突然、ライブ活動を休止。再開するまでの10カ月の間、メンバーたちはそれぞれ地元に戻り、文字通り酒を飲んだくれていた という。
しかし、この3月からは、今までの沈黙を埋め合わせるかのように、フル回転で活動を開始。フルアルバム『シャンゼリゼ』をリリース。
全国各地を飛び回り、ライブにラジオにイベントに、大忙しの日々に加え、さらには LINE公式アカウント・ブログにも登場!!
本気ブログに挑戦してくれるそうなので、これは必見である。もう絶対、見るしかない。見なきゃ人生、損してる。(せっかくなので、これみよがしにハードルをガンあげしておく)
モーモールルギャバン 公式ブログ
まっすぐ歩んできた人、ストレートに進んできた人にはわからないだろう感情。不器用な人たちが奏でるからこそ、心に響く言葉。
どん底の空気を知り、さらなるパワーアップをとげた「モーモールルギャバン」のこれからに大注目だ。
会いたい “あのひと” を身近に ―― LINE BLOG。
それでは皆さん、よい「パンツの日」を!
SAY! パンティー!!
(文/キャロラインTANIGAWA)
音楽のあふれる街、東京。
この街を舞台に、パンツ一丁で、音楽と真剣に向き合う熱い男がいた。
3ピースバンド「モーモールルギャバン」ドラマー兼ヴォーカリスト「ゲイリー・ビッチェ」
「イケメンドラマー」を自称する彼の、熱く、ギリギリなパフォーマンスは、初めて見た人の目を引きつけて離さない。
実際、『パンツ一丁でドラムを叩きながら歌う』というその風変わりなスタイルだけでも、じゅうぶん目が釘づけになる要素だと思うが、彼の魅力はそれだけではない。
彼の率いるロックバンド「モーモールルギャバン」
そのライブに訪れた人は、2度、驚くことになるという。
本日はその魅力を少し、ご紹介しようと思う。
まず、ステージに立つ彼らは、少し不思議な編成となっている。ロックバンドで一般的なポジション「ギター」がいない。
「ドラム&ヴォーカル」のゲイリー・ビッチェ、「キーボード&ヴォーカル&銅鑼(どら)」のユコ=カティ、「ベース」のT-マルガリータ、以上の3名で構成されている。
その不思議な組み合わせから、一体どのようなメロディーが生み出されるのか? インパクトあるビジュアルだからといって色眼鏡をかけていると、すぐに足元をすくわれることになるだろう。
ヴォーカルがMVでもやっぱりパンイチだとか、そもそもこれはどんなシチュエーションだよとか、キーボードの女性が美人でかわいいんだけどとか、ベースの人も負けず劣らずファンキーな格好だよなあとか、ていうかこの音、迫力あるけどたった3人で出すの? とか、そんな細かいことなどどうでもよくなってくるほど、そのメロディーはキャッチーでポップ。
女優の橋本愛さんが出演していることでも話題になったMV『ハイヒールブルース』では、メンバーたちのはじけんばかりの笑顔がまぶしい。こちらも、聴けば聴くほどくせになるメロディーに中毒者があとをたたないと言う。
彼らはそんな自分たちの音楽を「J-POPの限界」としている。言われてはじめて気づいた人も多いのではないだろうか。そう、これは「J-POP」なのだ。
元々「北欧の風みたいなさわやかなバンドになりたかった」という、ゲイリー・ビッチェ。その音楽に面影を残しつつ、今では 北斗の拳のような情熱とスタイル をもって、今日も彼は歌い続けている。
会場全体に響きわたる『○○○』コール
もう一つの驚くところ。その時間は、人気楽曲『サイケな恋人』の途中に現れる。
曲の途中で、メンバーがコールを促す。ここまではよくある「コール&レスポンス」というやつだ。
すると、会場中、待っていましたと言わんばかりに大きな声で叫びはじめる。
「パンティー」
と。
もう一度言おう。
「パンティー」
と。
年頃のお嬢さんなら、口に出すのさえためらわれるのではないかというセクハラギリギリの単語だが、あまりにも皆、楽しそうに叫ぶので、そんな細かいことなどどうでもよくなってくる。
その光景は、本人でさえ予想外であったという。
ゲイリー・ビッチェ@GaryBitche自分の事を信じてるのが自分だけだった頃を最近よく思い出す。そしてパンティーコールが嵐のように鳴り響く空間なんて俺さえも想像してなかった。さぁ次は何をしてやろう。
2014/10/03 23:05:31
「男性ファンばかりなのか?」と思いきや、意外なほど、そんなことはない。ファンの中には、年齢性別問わずさまざまな人がいるため、もちろん、うら若き乙女たちも少なくはない。
きれいなお嬢さん方が、何度も何度も「パンティー」と叫ぶその姿は、はっきり言って異様だ。
一歩間違えると、あぶない集団に見えなくもない。
しかし、とにかく皆、すがすがしくすてきな笑顔全開で叫ぶので、そんな細かいことなどどうでもよくなってくる。
日常にはびこる「小さなこと」をすべて吹き飛ばしてくれる究極のデトックス・エンターテインメント。それが「モーモールルギャバン」の音楽なのかもしれない。
絶望からはいあがってきた勢いは止まらない
そんな、彼らの音楽活動は、決して順風満帆というわけではなかった。
人気のさなか、2014年5月に 突然、ライブ活動を休止。再開するまでの10カ月の間、メンバーたちはそれぞれ地元に戻り、文字通り酒を飲んだくれていた という。
しかし、この3月からは、今までの沈黙を埋め合わせるかのように、フル回転で活動を開始。フルアルバム『シャンゼリゼ』をリリース。
全国各地を飛び回り、ライブにラジオにイベントに、大忙しの日々に加え、さらには LINE公式アカウント・ブログにも登場!!
本気ブログに挑戦してくれるそうなので、これは必見である。もう絶対、見るしかない。見なきゃ人生、損してる。(せっかくなので、これみよがしにハードルをガンあげしておく)
モーモールルギャバン 公式ブログ
まっすぐ歩んできた人、ストレートに進んできた人にはわからないだろう感情。不器用な人たちが奏でるからこそ、心に響く言葉。
どん底の空気を知り、さらなるパワーアップをとげた「モーモールルギャバン」のこれからに大注目だ。
会いたい “あのひと” を身近に ―― LINE BLOG。
それでは皆さん、よい「パンツの日」を!
SAY! パンティー!!
(文/キャロラインTANIGAWA)