第79回県美術展覧会(県展、西日本新聞社など主催)が3日、福岡市・天神の県立美術館で始まった。彫刻や写真、洋画、書などの入賞・入選作など約1870点を、4期に分けて展示する。29日まで。今年は7部門に2383点の応募があり、1307点が入選し、このうち107点が入賞した。会場には初日から多くの人が訪れ、力作に見入っていた。写真の部門で入選し、友人と来場した宗像市の小橋攝子さん(73)は「8年ほど前から応募を続けてい