台風10号は30日、九州北部を横断し、勢力を弱めながら四国へ進んだ。強風や大雨の影響で九州7県では少なくとも2人が死亡、計113人が重軽傷を負い、1人が行方不明となっているほか、道路の寸断や断水が続く地域もある。気象庁は、大雨で地盤が緩んでいる所があるとして、引き続き警戒を呼びかけている。降り始めから30日夕までの雨量は、宮崎県えびの市913・5ミリ▽鹿児島県肝付町635・5ミリ▽大分県由布市632・5ミリ▽同県佐伯