セーヌ川での競泳を経験したグライムズが、当時の心境を告白した。(C)Getty Images今回に実施されたパリ五輪において、議論百出となったのは、セーヌ川での競技実施だ。フランス政府が総額14億ユーロ(約2400億円)という莫大な予算をつぎ込んで水質改善を図り、パリ市も「セーヌ川は安全」(アンヌ・イダルゴ市長)と主張し続けたセーヌ川。いわば同市の象徴とも言える舞台での競技開催は主催側にとっては悲願だった。【画像